ヘッドホン・イヤホン側変換アダプタ その10 3.5mm2極・3極 2.5mm2極 (MMCXやCIEM2ピン等から)
3.5mmの2極や3極、2.5mm2極プラグはアンプ側のみならず、ヘッドホン側にも使用されています。ですがその多くはヘッドホン側に大きく埋まりこむ形状であったり、アサインが特殊だったりして大抵のケーブルは専用設計な事が多いものです。
E4UAにはいろんな形式からいろんな形式へ、変換アダプタ製作のご依頼がよくありますが、このヘッドホン側が3.5mmや2.5mmプラグのものも、製作のご依頼が有ります。いくつかをご紹介させていただきます。
まず2.5mm2極のプラグが使われた機種用・・
MMCX – 2.5mm2極 ストレート形状
MMCX – 2.5mm2極 ULTRASONE Tribute7対応形状
CIEM2ピン 2.5mm2極 ストレート形状
2.5mm2極プラグが使われているヘッドホンは、こちらで確認する限りSENNHEISER HD700、OPPO PM-2、HiFiMAN HE1000,HE600,HE400(3極プラグですが2極でも問題無く使用可能)、Audioquest NighthawkやNightowl、ULTRASONE Tribute7等です。
Tribute7用としたものは、通常の仕上げよりも少し長く形成し、またロック機構を回避して接続できるように極力細身に仕上げています。
Nighthawk/Nightowlなどでも細身であれば刺さりますが、ちょっと抜きにくい可能性が有りますのでこれらヘッドホンに使われる際は言っていただければすこし長めに製作します。
HD700にお使いの場合はかなり奥まった位置にジャックが有りますので専用プラグを使用したものの方が使いやすいかもしれません。
そして、3.5mmプラグが使われた機種用・・
MMCX – 3.5mm2極 DENON AH-D600対応形状
MMCX – 3.5mm3極 汎用アサイン(先端よりHot,Cold,GND) 透明
MMCX – 3.5mm3極 汎用アサイン ViablueT6s(small)仕様
MMCX – 3.5mm3極 汎用アサイン Pailiccs段無し仕様
HD800 – 3.5mm3極 汎用アサイン NobunagaLabs NLP-PRO-TP35仕様 (2019/1/30追記)
MMCX – SONY MDR-Z1R Z7M2 ロックリングプラグ
汎用アサインとは、3.5mmプラグを発明したSONYをリスペクトする意味を込めてMDR-Z1R等で使われている、先端からHot,Cold,GNDのものです。
MMCX – 3.5mm2極 MEZE 99Classics対応形状 黒&透明
MMCX – 3.5mm3極純銅 beyerdynamic T1(T5p) 2nd Generation
MMCX – 3.5mm3極 beyerdynamic T1(T5p) 2nd Generation
MMCX – HA-SW01 純銅
MMCX – 3.5mm3極汎用アサイン オヤイデP-3.5AP軸を使用
CIEM2ピン – 3.5mm3極 汎用アサイン SONY純正軸を使用
3.5mm2極や3極は、両出しヘッドホンであればかなり多くの機種で使用されています。
2極のものは上記変換アダプタのDENONのAH-D600やAH-D7100, AH-D7200など、FocalのElear、Final PANDORA/SONOROUS、Meze 99Classic等
3極のものはSONY MDR-Z1Rやbeyerdynamic T1やT5pの2nd Generationのシリーズ、Technics EAH-T700、JVC HA-SW01等に多く使われています。
上の透明のものは汎用アサインですがデタッチャブル化されたEdition9に使われるそうで、アサインは汎用(SONYアサイン)としています。ViablueやPailiccsのプラグを使ったものはMDR-Z7やMDR-Z1R用としてプラグボディにMMCXジャックを内蔵したものです。
極短変換アダプタでヘッドホン・イヤホン側2極のものは現在の所製作費左右で9000円、部品代別途で製作させていただいております。