E4UA

SHURE SRH1540用ケーブル Belden1804A ブラック *Numberd

ヘッドホンケーブルの事について書くのがちょっと久しぶりになってしまいましたが、E4UAはケーブル・・特にヘッドホン用ケーブル製作のご依頼をよくいただきます。
イヤホン用ケーブルはある程度の規格でまとまっているのですが、ヘッドホンはかなり規格がバラバラなのが有ると思います。

今回はSHUREのSRH1540用ケーブル製作のご依頼をいただきました。

SRH1540は、まず1840と1440が出て、少ししてから出たモデルですね。
1840と1440が開放型、1540が密閉型となっており、好みと使い分けができる良いヘッドホンシリーズだと思います。
(ただ、私は頭のサイズが大きくて入らず・・使えないのが悲しい)

ご依頼いただいた方からは
「主にジャズを聞いており、ウッドベースが自然な感じで気持ちよく響くのが好み」とお好みをお教えいただいており、また主に使用するのは屋外で、iPadを音源としてアンプは何台かお持ちであると聞いていましたので、うーん・・ベースがお好きならMogami2534かな・・と思い、最初のメールをお返ししました。

その後何度かメールで仕様策定させていただいていますと、4.4mm5極バランス出力のアンプもお持ちだそうで、それなら4.4mm5極でいきましょう!となり・・
さらには最終的に4.4mm5極プラグは純銅を入れて、さらに音をくっきりと、高級に仕上げてあげるという事になりました。

線材は2018年3月28日のblog記事もご覧いただいたようでBelden1804Aにされました。
1804Aは良い音の銀メッキ銅(4芯+錫メッキ編組シールド)の線材ですね。
芯線は19本対撚り28AWG 、極薄ポリプロピレン被覆でとても素直な音だと思います。
E4UAではこのBelden1804Aを銀メッキ銅線の標準としており、多くのイヤホン・ヘッドホンでの実績が有ります。
音の傾向は限りなくフラット、ヘッドホンで聴くと低域の解像度の高さを感じます。
Belden1804Aは元はマイク用ケーブルなので、どこかの帯域が盛り上がったりせずにフラットに伝送する事は命題とも言えると思いますし、これをヘッドホン用に転用すると好音質なのは、細身のケーブルである事から取り回しも良く、とても都合が良いです。

ヘッドホン側プラグは、今では便利なモールドプラグが有りますのでこれを使用しています。
SRH1840が出た頃はこういうプラグも無くて、MMCXプラグ軸に金属パテを盛ってこれを削ってプラグを作っていました。
アクリルを盛って透明のプラグを作ったりもしていましたね・・
径合わせが難しかった覚えがあります。

 

ご感想をいただきました

  Shure の SRH1540は、バランスがとれた音であって低音も出るため、ジャズを聞くには向いており、気にいってます。
ただ、録音の問題なのですが、アルバムによっては、ベースがどこか後ろの方でボワンボワンと曖昧に鳴っているように聞こえるものがあります。
ピアノトリオの演奏を聴いていても、時々、ベースラインを追いかけてしまうようなウッドベース好きとしては、ベースの音がもう少しくっきりして前に出てきてくれると嬉しいため、そうした要望をE4UAさんにお伝えした次第です。

 到着したバランスケーブルは、渋さが嬉しい外装でした。
早速試聴したところ、願い通り、いや、予想以上となりました。
定位が良くなったうえ、前よりも、ベース奏者がそこに立ってベースを抱えて演奏しているという感じが強まった響きになったため、ジャズを聞く楽しさが倍増しました。
有り難うございます。

SRH1540と一緒かは知りませんが、SRH1440のケーブルは普通のリッツ銅線でした。
多分一緒なのだと思いますが、このSHUREの純正ケーブルからの変化として、空間における楽器の音や雰囲気をさらに感じていただけるようになったようです。
アメリカのSHUREとBeldenが組むと・・かなり良い結果になるのですねこれ。
アンプ側純銅プラグも良い仕事はしていると思いますが、国が揃うと能力が開花しやすいのかもしれません。

ありがとうございました。

 

SHURE SRH1540用ケーブル 130cm
分岐長35cm
E4プレート・シリアルナンバー有 “***”
線材:Belden1804A
外装:ナイロン編組チューブ (ブラック)
ヘッドホン側:SRH1540系 専用プラグ
アンプ側:4.4mm5極純銅 NobunagaLabs NLP-PRO-TP44/5CQ
商品代 24061円 (価格は製作当時の物です)

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