SONY IER-Z1R用 CIEM2ピン&MMCXプラグアダプタ

イヤホン用の変換プラグが殆ど世に無かった頃、E4UAにMMCXプラグをFitEar用プラグに変換するプラグアダプタ(当時は変換アダプタと呼んでいました)
を製作してくれないかとご依頼をいただいた事が有ります。
これが、最初にE4UAで製作したプラグアダプタです。
2014年の11月の記事ですから、5年半前ですね・・
この頃からすると、だいぶんと小型に製作できるようになったものです。
今なら、このFitEar用ならばL/Rの文字が無くなる程度にまでプラグを切削してから、MMCXジャックを乗せる所ですね。

今回は、そんなプラグアダプタに新顔、SONYのIER-Z1R(M7&M9も対応)用のMMCXとCIEM2ピンプラグアダプタです。

IER-Z1R用 MMCXプラグアダプタ 極短仕様
IER-Z1R用 CIEM2ピンプラグアダプタ 極短仕様

MMCX版は既にCALL徳島店様のblogで取り上げていただいていますが、blogに登場するのは今回が初めてですね。
CALL徳島店様のblogに掲載していただいた時はコロナ渦の真っ最中で部品が海外からなかなか届かず、ご依頼いただいていてもなかなかお届けできなかったのですが、今では部品は問題無く揃っています。
BispaからもIER系対応のプラグが発売されていますがこちらも在庫有り、どちらの形状のプラグでも製作可能です。

CIEM2ピン版・MMCX版どちらも、製作する時はプラグボディを切削しています。
特にこの部分の長さは短くできるのはたった4.5mm程度なのですが、それでもCIEM2ピンやMMCXプラグを接続するとなかなか長いプラグになってしまいますので、4.5mmでも結構効きます。
そのままの形状で製作する事は可能なのですが、短くしてやった方がイヤホンにプラグアダプタ&プラグを接続して耳に装着した時、長さは短ければ短い方が装用感は良い物になるので、どうすれば短くなるかを毎回考えて、可能な限り短く製作しています。

MMCXの方はIER側プラグ軸とMMCXジャックの軸同士を直接接触させて半田を流しており、音質劣化は無いものと考えます。
CIEM2ピンの方は製作上どうしても線材が必要になりますが、今回は7Nリッツ銅線を使用しています。

 

CIEM2ピン版をご依頼いただいた方より、お写真をいただきました


丁寧に梱包状態からの写真を撮っていただけました・・
ありがとうございます。
到着した翌日には、左右の識別を兼ねてラインストーンでの装飾を施していただけました。
過去にはSONY/KIMBER KABLE MUC-B30UM1をMMCX化改造する際、ラインストーンの装飾のご希望をいただき製作しましたが、ご自分で装飾を施していただけるのであればご納得いただけるでしょうし、小さなプラグアダプタでも綺麗に飾っていただけるのはとても嬉しく思います。

ありがとうございました。

 

SONY IERシリーズ用 CIEM2ピンプラグアダプタ
商品代 12600円 (価格は製作当時のものです)

SONY IERシリーズ用MMCXプラグアダプタ
商品代 11580円 (価格は製作当時のものです)

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