SONY/KIMBER KABLE MUC-B30UM1 変造 MMCXケーブル “00W”

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SONYから発売されているKIMBER KABLEのシリーズはMDR-Z7用の交換ケーブルです。これには3mのものも設定されており、これを切り出してその他のヘッドホン用のケーブルを製作すると、比較的手軽にKIMBERの音を色々なヘッドホンに持ってくる事ができます。

今回のご依頼では、ひとつ下の書き込みのプラグ付け替え事案の「SONY/KIMBER 3.5mm3極x2化 Viablue T6s(スワロフスキーON) 分岐部にE4プレート」と一緒にご依頼いただいたもので、MUC-B30UM1のヘッドホン側から120cmをMDR-Z7用、中間部分の120cmからMMCXケーブルを製作しました。

ご依頼頂いた内容ではヘッドホン側はMMCXですが、ULTRASONE Edition8 Juliaというヘッドホンに使用されたいらしく、スワロフスキーでの装飾を施したMMCXプラグをご希望でした。スワロフスキーONにしたプラグはE4UAでもご依頼いただく方はかなり少ないのですが、それもEdition8用となると初めての製作です。ブラックアクリル形成ボディとともに、魂込めて製作させていただきました。スワロフスキーの色はSS3のオーロラを全周に配しながら、途中に4か所SS5のライトローズ(右)、アクアマリン(左)で釣り上げたような感じの配置にし、音が躍動する感じを表しながら左右の識別を兼ねてみました。

アンプ側プラグは3.5mm3極 Pailiccs 段無し組み換えカーボンボディを左シルバー、右ゴールドでの使用で左右の識別を兼ねています。

KIMBER KABLEは丸八つ編みが成されていますが、分岐部は丸四つ編みに編み直して分岐させています。分岐部にE4プレートとシリアルナンバーを貼付させていただきました。

 

お写真とご感想をいただきました。

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実際に見てみると装飾、特にMMCXプラグの仕上がりの完成度に驚いております。装飾の場所もプラグを外す際に指があまり干渉しないような場所だったので非常に使用しやすいものと思われます。
MMCXケーブルは、こちらは以前別のところで作成していただいた102SSCの8芯ケーブルとの比較になります。102SSCのほうが重心が低く、打ち込み系(Visualなど)とはかなり相性が良いように思われます。しかし、今回作成していただいたケーブルのほうがやはり空間が全体的に広くなり、Visualはもちろんですが、ストリングスや管楽器などの響きとも非常に相性がよろしいように感じられました。また、写真を添付いたしましたが、プラグの高級感も相まってEdition8に音質、外見ともにマッチしていると感じました。
少々スワロフスキー装飾などの関係で想定より予算が高くなってしまいましたが、予算以上の価値があると思いました。今回はありがとうございました。今後何かしら改造の依頼をさせていただく際にはよろしくお願いします。

 

接続された状態を考えて製作はしましたが、MMCXプラグの太さ含めてここまできっちり決まるとは思っていませんでした。音質はKIMBERの音場の広い音で、これもEdition8と合うでしょうね。
ありがとうございました。