プラグアダプタ色々オークションに出品中です。
E4UAでは日々、色々な形式から色々なヘッドホンへのプラグアダプタ製作のご依頼を頂戴しております。
ただ、ケーブルなどとは違いプラグアダプタは仕様違いが少ない事、またできるだけ早くに入手してたいと考える方が多い事などにより、即時に購入していただいた方が便利なのではないかな・・と考え、オークションに出品する形で販売させていただいております。
今回はその中からいくつかをPickupしたいと思います。
まずはこちら、AudezeのLCDシリーズでMiniXLR4極プラグの両出しモデル(LCD-4, LCD-3, LCD-2, LCD-MX4, LCD-XC等)を、SONYやbeyerdynamicなどの3.5mm3極やFinal, Focalなどの3.5mm2極プラグで使用する為のプラグアダプタです。
MiniXLR4極のケーブルはほぼ完全にAudeze専用品となりますがヘッドホン用としては普遍的な3.5mm3極や2極に変換してしまえば、市場にかなり多くあるケーブルの使いまわしが可能になります。
試聴もせずにいきなりプラグを交換してしまうのではなく、一旦プラグアダプタで色々なケーブルを試聴してからでもプラグ交換は遅くないと思います。
ただし全てのプラグアダプタに言える事ですが、接点が増えますので音質劣化の原因となってしまいますし、プラグの全長が長くなりますので装用感は悪くなります。ですのでこれらはあくまでもテスト用と考え、常用されるのであればプラグ交換をお薦めするものです。
これらはぱっと見、金メッキかニッケルメッキかの違いだけに見えますが、3.5mmジャックの極数やMiniXLRプラグの極数が違うものです。
左(上)はPioneerのHDJ-X10, HDJ-X10c, HDJ-X7などのMiniXLR4極接続のヘッドホンを3.5mm4極や3極で使用する為のプラグアダプタ、
右(下)はAKGのK712,K702,Q701,K181DJなどのMiniXLR3極接続のヘッドホン3.5mm3極で使用する為のプラグアダプタです。
上のAudeze用と同様に、超極短形状での形成としており、装用感を悪くする要素をなるべく減らすようにしています。
ただしこれも上のAudeze用と同じく、常用するものではなくリケーブルやプラグ交換前のテスト用という位置づけのものとなっております。
こんなのもあります。
航空機の3.5mm2極x2の3.5mm3極アダプタを改造して2.5mm4極をそのまま接続できるようにするものです。
飛行機にDAPを持ち込み、自分の好きな音を聞くのは良い事だと思いますが、機内で配信される映画を見たいと思う時も有るでしょう。そんな時、2.5mm4極プラグを3.5mm3極プラグに変換するケーブルなどがあればいいのですが、こういうプラグアダプタを持っていればさらにスマートに使っていただく事ができます。
内部的には左右のGNDは別に配線していますが、航空機側のGNDが分離されているとは思えませんのでシングルエンドでの接続になります。
音質云々よりもスマートさを重視したアイテムです。
その2.5mm4極繋がりで、3.5mm3極に変換するプラグアダプタ、これをViablue T6s(small)の中にぶち込んだものがこちらです。
T6sのsmallサイズはプラグボディ内径が約6mmと細めなのですが、ここにマル信製の2.5mm4極の極小ジャックを削って入れました。イヤホンケースに忍び込ませても全く邪魔にならない程度のサイズに仕上がっています。
上の航空機用アダプタだけではなく、スマートホンやその他ほぼ全てのDAPに備わっている3.5mm3極出力を有効に使用する事ができるようになります。DAPの充電が切れた時や店頭での試聴時に存在感が浮き出るものですね。
Campfire AudioのCASCADEやSENNHEISER HD800/HD820をCIEM2ピンやMMCXでお使いいただけるようになるものもあります。
これらイヤホン用の接続形式はかなり小型なものなので、プラグも通常の状態から可能な限り切削して極短で形成するようにしています。
プラグアダプタ込みでそれほど大きくなってしまわないようなサイズになっており、こちらはなんとか常用も可能かな?と言えるぐらいです。
ですが汗や埃には(特にMMCXは)弱いですので、Pioneerから発売されているMMCXシールドをお使いいただくのが賢明ではないかなと思います。
ULTRASONEで使用されているLEMO 00番プラグ内部にMMCXジャックを挿入したものもあります。Edition15や、Edition8 EXなどでお使いいただけます。
こちらもプラグを通常の状態から可能な限り切り詰めてMMCXジャック(こちらも細く切削)を挿入しており、多分これ以上の短縮化はできないだろうという所にあります。
ULTRASONEや2ピンやMMCXやLEMOなど色々な形式でヘッドホンを出していますので、これら純正ケーブルの使いまわしができるようになるというのも、面白い所だと思います。
プラグアダプタというものは基本的にキワモノ的なアイテムかもしれませんが、多分これが一番キワモノ感が強いのではないかな・・というもので、audio-technicaのATH-ADX5000をSENNHEISER HD800/HD820のケーブルで使用するものです。
プラグアダプタとHD800/HD820のプラグの長さを考えると装用感は確実に悪くなってしまう事が考えられますので、これは常用するものではないように思いますが、A2DCやLEMO似コネクタは十分な耐久性が有りますので、できる方は常用も問題無いのかな・・とも思います。
同じようにHD800/HD820用ケーブルをSONY MDR-Z7やMDR-Z1Rなどの3.5mm3極プラグ(先端よりHot,Cold,GND)に変換するものです。
キワモノ程度は上のA2DCには及びませんが、高級なヘッドホンはケーブルも高級であったりしますので、まずはテストで使ってみたい方に、プラグを交換する前に試していただきたいアイテムですね。
出品しているアイテムは上記以外にもかなりたくさんあります。
気になる方は是非一度見てやってください。
よろしくお願い致します。