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Klipsch x20i A2DCによるデタッチャブル化、audio-technica 純正ケーブル ヘッドホン側プラグ交換

Klipsch x20iをA2DCでデタッチャブル化するというレアなご依頼をいただきました。

 

KlipshのX20は、シングルドライバのX10からデュアルドライバのX20に成長したモデルですね。
ただX10もX20も生産終了となっており、後継はX11のみ・・なのか。KlipshのWEBサイトを見てもXシリーズが無くなっているのが気になりますね・・

ご依頼いただきました方は、過去にMMCXで痛い経験をされており、デタッチャブル化にMMCXは絶対に使いたくないと考えられているそうで、これ以外の小型な接続形式を考えられておりました。
その中でもA2DCは、日本ブランドが開発した接続形式である所と、接続の確実性を考えられて今回採用されました。

実際の所、MMCXはなかなか脆い所が有ります。特にイヤホン側の中心接点にメス側を持ってきている事はオーディオ用の接続形式としては及第点以下であり、デファクトスタンダードになってしまっていますが間違った使い方をされているものです。
同軸コネクタで特にオーディオ用とするのであればイヤホン側の中心接点はオス(ピン)形状の方が良いと考えられます。
くたびれるのはメス側(ケーブル側)の方が早いのですしケーブルであれば交換が可能なもので、これは長期間の繰り返し着脱が可能になる設計でA2DCはそのようになっています。
他にもestronのT2(IPX)やHiFiMANが使っていたMCAプラグも、ケーブル側(交換が可能)の中心接点はメスになっています。本来であればこれらがイヤホン・ヘッドホン接続用としては正しいものなのですが、流行るものが正しいものとは言えないのですよね・・

改修においてはX20iの内部のぎりぎりまで樹脂を削り込み、A2DCジャックを取り付け、周囲をアクリルにて造形しています。
アクリル造形の範囲はノーマルではゴム質だった部分全てを行っており、見た目(色)的には同じですが全く別物になっています。
エアダクトは正常に動作するようになっていますので(純正ケーブルを使用すれば)音的には同じものになります。

また時期は違いますがこのイヤホンを耳に装着していただいた写真をいただき、角度を考えてaudio-technica製のHDC113A/1.2のヘッドホン側プラグを専用形状に交換したものを製作させていただきました。

X20iのデタッチャブル化の時点では、純正とほぼ同じぐらいの向きにA2DCジャック(メス側)を搭載したのですが、X20iの柔らかいケーブルから、当初考えられていたATH-ADX5000純正ケーブルでは耳からケーブルがどっかりと出てしまって使いづらい事この上無いとの事で、HDC113A/1.2を改修して使いやすいケーブルを製作しました。

ヘッドホン側プラグはA2DCプラグ軸のみを使用し、角度を決めた後ボディをアクリルで形成しました。
イヤホンとしては使いづらさが解消されましたので、アンプの違いによるさらなる音質追及をしていただけるようになりました。

ありがとうございました。

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