SONY MDR-Z1R, MDR-Z7M2, MDR-M1ST MDR-1A, 1AM2 プラグアダプタ (MMCXやCIEM2ピンから)
MDR-Z1R MDR-Z7M2等用 MMCXプラグアダプタ
以前はこちらのプラグアダプタはViablueのプラグを使用して製作していましたが、トープラ販売より正式にロックリング付きプラグが発売(Bispa扱い)されたので、ロックリング付きのプラグアダプタを製作しました。
アンプ側は上の写真ではMMCXですがその他の形式でも製作は可能、市場にあるイヤホン用の二股になったケーブルであればほぼ何でも使用可能になりますし、やろうと思えばBluetooth化も可能ですね・・
ヘッドホン側はロックリング付きプラグですのでがっちり固定させる事が可能、MMCXの場合は端子同士を直接接触させて半田を流すダイレクトコンタクトで製作しており、音質の劣化はほぼ無いと考えます。2021年2月8日追記
MDR-M1STが発売されて少し経ちました。
MDR-CD900STと良い感じに共存できているようですが、MDR-M1STはケーブルが最初から交換可能になっているのが良いですね。
MDR-1AM2のようなプラグが埋まりこむような形状もしておらず、大抵の3.5mm4極プラグ(SONYアサイン)が使用可能なようです。
が、リケーブル市場はやはり殆ど育っていないようで、専用のロックリング付きケーブルは見ないですね・・
ですがまぁ、これもMMCXなどに変換してやればリケーブルも可能になります。
専用のロックリング付きプラグを可能な限り短く切断し、MMCXジャックを搭載、ボディをアクリルで形成したものが上のプラグアダプタです。
ロックリング付きのプラグですのでがっちり固定する事ができます。
アンプ側はMMCXや2ピンなど殆どの形式のものが製作可能です。
専用ケーブルでなくても大丈夫になりますのでリケーブルを楽しみたい方にはマストアイテムかもしれません。2021年2月8日追記
MMCX・・というとオーディオ界ではヘッドホン・イヤホン用の接続規格ですね。
容易な接続方式な事もあって流行していますが、2極の接続方式の為に基本的には左右に分岐したケーブルで使用されます。交換用ケーブルとして売られるものの中では2ピンプラグと双璧をなすものですね。
今回ご依頼いただいたのは、そんな左右に分岐したMMCXケーブルをSONY MDR-1A(MDR-1AM2)に接続する・・という少し変わったものです。
市販の交換用ケーブルは、それぞれのヘッドホン・イヤホンの専用形式のものと汎用のものがありますが、MMCXはその中でもかなりの割合を占める汎用形式でもあります。MMCXのケーブルは種類も多く、値段も激安なものから超高価なものまでいろいろあります。
対して、例えば今回のSONY MDR-1Aは比較的売れているヘッドホンで、接続も3.5mm4極とそれほど特殊ではないものの、交換用ケーブルの種類はMMCXなどと比べるとかなり少ないです。
ですがそんな種類の少ないヘッドホンも、MMCXなどの流通の多い規格に変換してしまえば色々なケーブルで楽しむ事ができるようになります。
上の変換アダプタは、プラグ軸部分はNobunagaLabsのNLP-PRO-IS35/4を使用し、これにMMCXジャックを極短にて取り付け、ボディをアクリル形成としたもの(黒・透明)です。
NobunagaLabsのNLP-PRO-IS35/4はほぼMDR-1A用として設計されたかのようなもので、このヘッドホンに使用する場合最高の安定性を誇ります。
またMMCXジャックも筋の通ったものを選別入荷しており、接続の安定を図っています。
また2ピンプラグを接続するように製作する事も可能です。
ストレート型のプラグであれば左(上)のようなストレート形状、L型プラグの場合は横出しにされると、ケーブルは邪魔になりにくいでしょう。2021年2月8日追記