SONY MDR-1ABT用ケーブル Mogami2944 250cm ブライトグリーン
SONY MDR-1ABT用ケーブル製作のご依頼をいただきました。
MDR-1AはBluetooth有りのモデルと無しのモデルが有りますね。今回はそのBluetoothモデル専用の接続ケーブル製作のご依頼でした。
Bluetoothで音を鳴らすヘッドホンでも、やはり有線接続には敵わない所は有ると思います。それは音質であったり、電源を気にしないでいい所だったりですが、MDR-1AはBluetoothモデルでも3.5㎜プラグで音声入力ができますので、電池が無くなっていても楽しめるのが良いですね。4極でのリケーブルはできませんが、従来の3極でのリケーブルで音質の変化を楽しめるのもSONYの計らいでしょうか。
線材はMogami2944を使用しました。細身で軽量ながら芯線は0.15sqのツイストペア線で、ヘッドホン用途としては十分な太さのある線材です。外装の編組チューブはブライトグリーンでパキっと目立つ色に仕上がっています。
ヘッドホン側は3.5㎜3極 NobunagaLabs NLP-01B、アンプ側プラグはViablue T6s smallです。
アンプ側Viablue T6sは安定の高品質プラグでルックス、音、どれを取っても良いものです。少し値段が高いのが辛いですが、製作費換算においてはオヤイデのプラグと同じ700円としていますので、製作費自体はそれほど高くならずお作りする事はできます。
ヘッドホン側プラグは、ご依頼者さまからMDR-1ABTのヘッドホン側の段差にNLP-01Bの段差が収まるという情報をいただき、NLP-01Bは標準在庫品ではありませんがこれを取り寄せて製作しました。が、実はこのNLP-01Bはロットによって段部分の太さが2種類あるらしく、私が取り寄せたものは太い方でした。
完成してお送りしたケーブルはMDR-1ABTの3.5㎜ジャックには入らず、ご返送いただいてこちらで取り換えする事もご案内させていただいたのですが、ご依頼者さまご自身で段部分の細いNLP-01Bを入手されてプラグの付け替えをされました。
プラグは製作の段階で簡単に断線などが起こらないように、結構ガチガチに固めて製作しています。ご依頼者さまもプラグの分解を試みられたそうですが分解できず、プラグ根元で切断して取り換えられたそうです。
お写真とご感想をいただきました。
プラグの勘合問題でいろいろ失敗しましたがなんとかうまくいきま
まさかNLP-
MDR-
今回作って頂いた2.
また写真では分かりにくいのですがこの黄緑のスリーブと黒いジャ
写真で見るより鮮やかな黄緑で凄く気に入りました。
取り回し優先で柔らかいケーブルをチョイスして貰ったのですが、
付属ケーブルと聞き比べると一聴して低音がよく出てるというのが
全体的に音圧が上がったように感じて音量が上がったようなイメー
所詮、Bluetoothヘッドホンの有線ケーブル・・・
ただ一点だけ欠点があり、
ケーブルが太いので仕方ない所ですが、
1mのケーブルは電池が無くなった時の緊急用でしょうか。2.5mのケーブルが有れば屋内でゆったり使用するには良いでしょうね。ViablueとNobunagaLabsは雰囲気が似ているので雰囲気の統一もできたと思います。
少し情報が交錯しましたが、最終的にきちんとお使いいただける状態にしていただけました。ケーブルの仕上がりと音にもご満足いただけたようでなによりでした。
ありがとうございました。
SONY MDR-1ABT用ケーブル 250cm
線材:Mogami2944 70円/m x2.5 175円
外装:ナイロン編組チューブ 100円/m x2.5 250円 (ブライトグリーン)
ヘッドホン側:3.5mm3極 NobunagaLabs NLP-01B 480円
アンプ側:3.5mm3極 Viablue T6s small 1600円
その他:収縮チューブ少々 50円
部品代合計 2555円
製作費 3310円
商品代 5865円 (価格は製作当時のものです)