SENNHEISER URBANITE XL用リケーブル Belden8503スターカッド 120cm ナイトスカイ
SENNHEISER URBANITE XL用リケーブル製作のご依頼をいただきました。
SENNHEISER URBANITE XLはその名前が表すように、街で気軽に高音質を楽しめるようにデザインされたヘッドホンですね。
今回は依頼者さまのご要望としてはOPPO HA-2でGND分離配線を行いたいという事、URBANITE XLのデニムの色とケーブルの色を合わせたいという事、低域をもう少しかっちりしたものにしたいという事でした。
色合わせは実際の所すごく難しいのですが、こちらでも実店舗で色を見せてもらったりして合わせようとしましたがなかなか良い感じのものが見つからず、最終的にはナイトスカイの編組チューブ仕上となりました。
線材は低域をかっちりされたいとの事でしたので、Belden8503をお薦めさせていただきました。Belden8503はギターやエフェクターなどの内部配線としてもよく使われる線材で、かっちりした低域、艶のある中域、伸びすぎず聴きやすい高域が特徴の線材です。これを4芯、スターカッド(捻り)編みとして編組チューブで固定しています。
ヘッドホン側プラグは依頼者様の情報によりNobunaga Labs NLP-02Bが入ると教えていただきまして、これを実店舗でも確かめさせてもらい、確実に嵌合する事を確認してから製作しています。このNLP-02B以外にはPailiccs カーボンボディのものも綺麗に嵌りました。アンプ側プラグは高品質ながら低価格なPailiccs 段無しブラックメタリックです。こちらはOPPO HA-2でGND分離配線となっています。SONY NW-ZX2やHiFiMAN HM-901などでも使用可能です。
お写真とご感想をいただきました。
【環境】
プレイヤー : iPhone 6
DAC/アンプ : oppo ha-2
ヘッドホン : sennheiser urbanite xl
アプリ : ONKYO HF Player
フォーマット: ALAC
上記環境で使用しています。
純正と比較したところ、
この変化は、4極プラグの影響かと思われます。
低域に関しては、バスドラの音が締まりなく、
少しだけ音量も上がったように感じました。
ここは線材の影響と思われます。
中域に関しては、
高域に関しては、そこまでの変化は感じ取れませんでしたが、
全体的についつい音量を上げて聞きたくなる非常に元気な音になり
とても満足いく変化となっています。
見た目に関しては、非常に丁寧な作りで、
ハンドメイドと言わなければ既製品と思われるほどの作りで非常に
取り回しに関しては、
長さがちょうどよいので、
スマホを操作するときにスマホ側がケーブルの重さで垂れてきてし
L型のプラグを選択すればよかったかもと思っています。
当初の目的の一つである「低域の改善」ついては完全に達成されましたね。
ケーブルの仕上がりにもご満足いただけたようで、なによりでした。
ありがとうございました。