プラグアダプタ(旧:変換アダプタ) MMCXプラグや3.5mmプラグなどを変化させるアイテム 少し古いヘッドホンから最新のイヤホンまで

プラグアダプタと最近言う事にしています。
以前、変換アダプタ と言っていたものです。
言葉を作ってみたのですが、意味がだぶってて何をするものか分かり難かった。
もう少し意味が分かるように、プラグアダプタ と改めました。

変換プラグ です。

OPPO PM-2用 MMCXプラグアダプタ DC AB:C.N

ケーブル交換式ヘッドホンは、ケーブルがボロボロになるまで使われていても、断線してしまっても、ケーブルを交換すればまた使えると思うじゃないですか。
OPPOはヘッドホン、もう作ってないですよね・・
純正ケーブルのヘッドホン側は結構細い埋まりこみが有るようで、ドキドキもんの切削でしたが、なんとかなったものです。
ダイレクトコンタクト、アクリルボディ形成:透明、基本仕上げ

とりあえずMMCXにしてしまえば、市販のかなり多くのケーブルが使えるようになります。
最近流行りのバランス接続で、平面振動版のどちらの極にも電圧を与えてやれるんです。

昔はできなかった事です。さらに楽しむなら今だと思います。
ケーブル交換式のヘッドホンを断線などで死蔵されてる方、プラグアダプタでMMCX化して返り咲かせてみませんか?

 

SONY MDR-Z1R Z7M2用 MMCXプラグアダプタ DC MB

元々ダイレクトコンタクトで製作していたもので、このblog内でも過去に書いてたかもですが、削って短くできる所を発見してしまって現在の形状が最短になりました。
製法は製作の都度更新していきます。
Technics EAH-T700用としても、ロックリングもそのまま使えます。

アンプ側2ピンはフラット2ピンでしたらDC MBで製作可能

画像が小さいのは、背景が白くて、ぎっと なるから・・
オークション出品していたものです。

アンプ側埋まり2ピンでDCは残念ながらロックリングが有るのでできません(HotのみDC)。

 

YAMAHA HPH-MT8用 3.5mmプラグアダプタ DC MB

HPH-MT8は2.5mm深めの回転式ロック(バヨネットロック式)で接続するヘッドホンですが、この形状はなんとなく共通のようです。
HPH-MT8用としてのプラグは市販には無く、写真の作例ではオーテク用を転用しています。
他ULTRASONEもの最新機種・・Signature Proから始まったシリーズでは、埋まりこみの深さ違いロック部の形状は同じな事が判明しています。
さらに他にも私が知らないだけで多くのヘッドホンがこれ(もしくはこれの4極)で接続&ロックされてるんじゃないかと思うものです。

製作においてはJ-3.5SRの半田側足に(オーテク用)回転ロック式プラグの半田コンタクト部を直接接触させた上で半田を流して固定する、ダイレクトコンタクトにて製作しています。
間に線材を挟まないのでそれら線材の音色が乗る事なく、強度も高く、短く作る事ができる手法です。
(短くと言っても、2.5mmプラグの中に3.5mmプラグが刺さるようなものは作れません)

MB はメタルボディで、市販のプラグやJ-3.5SRみたいな中継ジャックのボディをそのまま(削ったり)で使うものとしています。

 

SENNHEISER HD800s HD820 3.5mmプラグアダプタ DC MB
CampfireAudio CASCADE ready

HD800用も、やっと作れるようになりました。
HD800式プラグはBispaのもの、3.5mmジャックは日本製を使用しました。
勿論こちらもダイレクトコンタクトです。

 

JVC Victor HA-WM90-B用 普通3.5mmプラグアダプタ 30度 MB AB:B.N

プラグは NOBUNAGA LabsのNLP-PRO-TP35/2の軸部のみ、3.5mmジャックはオヤイデ電気J-3.5SR Tipをダイレクトコンタクト、GNDは4N純銀単線で配線し、30度の角度を付けてボディをアクリルで形成、基本仕上げとしました。
直出しヘッドホンでもケーブルやプラグが肩に当たる事なく快適にもなるアイテムです。

HA-WM90-B用としてご依頼いただいたものですが、勿論他のヘッドホンでも刺さる形状であればお使いいただけるものです。
DENON AH-Dシリーズなどにも良いと思います。

 

MDR-EX800ST, EX1000, EXK, MMCXプラグアダプタ DC AB:PB

MDR-EX800ST用のMMCXプラグアダプタですが、EX800STのツルンとしたボディと殆ど同じな見た目になれるものができました。
黒のアクリルで素地を作り、透明アクリルで気泡の無い滑面を作ったものです。
ピアノブラックと命名しました。

番手の高い磨き工程を入れていますので石かガラスのような感じもしますが、アクリルです。
今の所このEX800ST用の装飾と考えていますが、他のものでもできるかもしれません。

 

あんまり無い構成たち レアタイプ

先:WestoneAudio pro x50用 T2/IPX MMCXプラグアダプタ 写真から想像角度 AB:B.N
後:audio-technica ATH-CKR100用 CIEM2ピンプラグアダプタ 写真から想像角度 AB:B.N

WestoneAudioの Pro x50は最近のWestone… IPXコネクタになったんですね。
プラグ側に埋まりこむMMCXは、辞められたか、選択できるようになったかでしょうか。
勿論選択できるなら最新のオーディオ用規格でもあるIPXでしょうけど、汎用性がまだまだ・・で、S社のBluetoothレシーバ(MMCX創始)を使われたいと・・ご依頼をいただきました。
IEM(ケーブル付き)のみの状態で角度違い何枚か、BTレシーバIEM着けた時のものなど、何枚かお写真撮っていただき、これらから角度を考えて半田で固定しました。
形状としては、これが最短だと思います。(黒アクリル形成の部分で6mm程度)

audio-technica の ATH-CKR100 はA2DC接続の直下出しケーブルのイヤホンで、これを上下左右入れ替えた上でプラグアダプタを使って2ピンに変化させ、首掛けBluetoothで無線化したい!との事でお受けしたものです。
直下出しのイヤホンはケーブルの角度さえ合えばひっくり返して耳掛けで使えるようになりますので、プラグアダプタでコネクタ形式と角度を同時に変更すると良いです。
こちらも、イヤホンのみで上下左右逆にして装着していただき、何枚かお写真見せていただいてから角度等考え、製作したものです。
お写真とご感想をいただきました。

角度もちょうど良く、装着感もピッタリです。
よもや、CKR100がこのような先進の使われ方がすると想像する人は少ないでしょう。
2ピンてのが良いですよね・・回転しない形式なので、A2DCの回転しにくい所と合わせて使用感は快適だと思います。

 

Ultimate Ears UE Triple fi 10 Pro用 MMCXプラグアダプタ AB:C.N

こちらも定番商品、10Pro用のMMCX変換です。
短さにおいては最短を自負しております(笑

 

Etymotic Research ER-4ディフューザー用 MMCXプラグアダプタ 70度 100Ω AB:C.P

ER-4Sが生産中止となって幾星霜(ぜんぜんそんな事ない) 市場にはまだまだ存在するようですが、好きな方は買っておいて損はないイヤホンですよね?
私は・・そこまでBA1発が好きにはなれないのですが、ER-4SとER4SRは・・良い感じにプラグアダプタを作る為に持ってます。

アクリルを透明とし、仕上げを行うと内部がごっそり見えるようになります。

最近は、形状での左右識別を考えるようになりました。

100Ω 110度(耳掛け用) AB:K.N
片方を面取りで尖った形状、片方をなだらかな形状にできます。
イヤホンを取り出した際、暗闇でも左右を指先で識別できるようになります。
形状による左右の識別は他のイヤホン用のプラグアダプタに取り入れたりもしています。

 

 

 

ずっと書いてこなかった罰ですね。
書く事が多すぎる・・

ありがとうございます。
急がず続けたいです。