WMC-NWH10改造事例
WMC-NWH10改造のご依頼をいくつかいただいていますので、紹介させていただきますね。
こちら、今までは他社製のWMC-NWH10改造品を使われていたそうですが、これがE4UAでもよく製作するストレート形状のものをお使いであったらしく、車載の”スペースの無さ”により接点不良を起こすようになってしまったとの事で、製作させていただいたものです。
車載環境というものは人それぞれ、車種も視点も感覚も違いますので、便利なものというのが変わります。
E4UAのようなガレージメーカーぐらいしか、細かい所まで詰めていく事は難しいのは、市販品を使う上で仕方のない所なのですが、それでも、最良を求める旅は続くのです。
今回の製作においてはお車の現在の状態の写真を撮っていただいて、こうなればなぁ・・な所をお聞かせいただいた上で形状を考えていきました。
センターコンソールのドリンクホルダーのシャッターを閉めた状態で制振ゴムを敷いて、そこにNW-WM1Zを設置されているそうで、ストレート型ではなくWMC-NWH10のサイズは可能な限り短くしながら、ケーブルは斜め後ろ出しを選択されました。
センターコンソール内部にUSB用の特殊な延長装置を配置されているらしく、ここに接続する為のWMC-NWH10との事で、ケーブルはお持ちのレグザット、充電側は高耐久な日本メーカー製のUSB3.0ケーブルからUSB(A)側を使用しています。
お写真とご感想をいただいています。
昨日商品のほうを受け取り本日早速使用しました。
音飛びの発生等問題は無く96K~192Kの音も問題なく再生できました。
ボディ短縮とケーブル変更のおかげで設置位置も不安なところから
回避できましたので満足しています。
音も心なしか低域の増強されていますのでノーマルのNWH10より期待できそうです。
この写真のように、なるべく手前側(写真では左側)にDAPを設置されたかったらしく、ケーブルの接触を避けながらこれを行うにはケーブルの斜め出ししかなかったのです。
音質の面でもレグザットの使用(とUSBオス/メスでの延長が1か所減った事)が効いていて音質改善もできたようで良かったです。
ありがとうございました。
他には・・
SUPRAという、極太のUSBケーブルをWMC-NWH10を改造して取り付ける・・
なんて事もできます。
WMC-NWH10の内部の厚み的にはSUPRAの直径は入らないのですが、ケーブルを少し潰せばなんとか入る事がわかりましたので、製作したものです。
流石にこのSUPRAを2本(データ側と電源側の両方)に使用する事はできませんので、電源側は日本メーカー製のスリムケーブルとしています。
極太の線材で配線してやると、音質の面では良い事も有るのかもしれないですが、車載は振動との闘いですから設置方法をよーく吟味してやる必要が出てきます。
ケーブルが浮いているのであればDAPと同じ平面で固定してやる事などで、WMコネクタを守りながら高音質を持ってくる事ができるでしょう。
こちらのケーブルをご注文いただいた方はNW-A55を車載、DACはAT-HRD1との事、WMC-NWH10とエレコムのDH-AB20をお持ち込みいただき、DH-AB20を半分に切断しWMC-NWH10を充電対応化させた上で取り付けたものです。
先にも書いた通り、車載は振動との闘いです。太すぎるケーブルは振動も重くWMコネクタにかかる負担も大きくなってしまいます。
このエレコムのDH-ABシリーズのケーブルは肩ひじ張らないリーズナブルさで性能的にも十分な所に有り、太すぎないので改造素地としても使いやすさとしても良いものができE4UAでもよく使用しています。
こちらもお写真とご感想をいただいています。
本日ケーブルを受け取りました。
音出し、充電確認OKです。
早速車載してみたました。ケーブルのレイアウトがすっきりして満足な形になりました。
本当にかゆい所に手が届くような、
良い感じに設置されてますね。
綺麗に並んだケーブルは、それだけを見ても良い音が鳴っているのが分かります。
ありがとうございました。