beyerdynamic DT770PRO MiniXLR3極によるデタッチャブル化
beyerdynamic DT770PROをMiniXLR3極によりデタッチャブル化するご依頼をいただきました。
DT770PROは、モニターヘッドホンとして多くのスタジオで使われているヘッドホンでしょうね。インピーダンスも250Ω 80Ω 32Ωの3種類もラインナップされており、使用現場において最適なものをチョイスできるようになっています。今回はその、32Ω版の改造のご依頼をいただきした。32Ωならポータブル機器でも十分運用できますね。
ご依頼いただきました方は、このヘッドホンをポータブルで運用されたいとの事で、純正のカールケーブルを取り、ここにMiniXLR3極ジャックを搭載すれば、他にお持ちのAKGのヘッドホンなどとケーブルの共用化もできるとお考えでした。
E4UAにはbeyerdynamicのヘッドホンの改造のご依頼がよくあるのですが、MiniXLR3極でのデタッチャブル化のご依頼は実は少ないです。ですがMiniXLR3極はAKGが多くケーブルを出していますし、その他のメーカーもAKGとアサインを同じにして出していますので、市販のケーブルの使いまわしができて面白いですね。
昨日、配送されたヘッドホンを受け取りました。
早速手持ちのケーブルでいろいろ組み合わせを試しながら、音楽を楽しんでいます。
組み合わせで結構変わるものなのだと改めて実感しました。
また、改修前の不満点だったケーブル長も、リケーブルで万事解決という感じです。
改修の方も「はじめからこういった仕様なのでは」と思うぐらい綺麗に仕上げていただいて、大変満足しております。
大切に使わせていただきます。
とのご感想をいただきました。
ケーブル直付けのヘッドホンは、着脱化で可能性が一気に広がりますね。
余談ですがMiniXLR4極で両出し化すれば、今度はAudezeのケーブル等も使用可能になったりもしますね・・
ありがとうございました。