JVC KENWOOD KH-KZ3000用 4.4mm5極バランスケーブル Viablue EPC-4 *Numberd

KENWOOD KH-KZ3000用バランスケーブル製作のご依頼をいただきました。

昨今、日本のオーディオブランドの切り売りがされていますが、KENWOODは頑張ってくれていますね。私も中学生の頃はKENWOODのコンポ(特にグライコ・スペアナ)は垂涎の的でしたし、今もカーオーディオの世界でも新製品を出し続けてくれていますね。
こういうメーカーを愛して使い続けていきたいと思います。

さてケーブル製作のご依頼をいただきましたヘッドホンのKH-KZ3000というモデル、ノーマル状態でヘッドホン側は4極でGND分離が成されています。ですがメーカーHPにはこれについての言及が無いのが惜しい所ですね。バランス接続可能なHPAやDAPを製品として持っていないとか色々理由は有るとは思いますが、もうひと踏ん張り欲しい所です。だって発展性が有るのにそれを出さないで居るのは勿体ないですもの・・

ご依頼いただいた方はSONY NW-ZX300を購入、このKH-KZ3000がバランス接続に対応しているとの情報を得られてMDR-1A用バランスケーブルを接続されたそうですが、アサインが違うので正常に鳴らなかったそうです。悲しいかなKH-KZ3000のアサインはJVC HA-SS01、OPPO PM-3やFostex T60RPと同じアサインになっており、相互利用ができないものになっています。この事をお伝えし、今回はケーブル新規製作のご依頼をいただいたものです。

線材は当初Mogami2799をお勧めしておりましたが、Viablueの音が気になられたらしく、EPC-4での製作になりました。
EPC-4は若干太い線材で、E4UAにある細線用ナイロン編組チューブには通線が不可能です。ViablueのBraidingMeshSleeveには十分通るのですが、線材にあるマーキングも格好良いものですし今回はそのまま使用とされました。
プラグ構成はヘッドホン側・アンプ側ともにNobunagaLabs製を使用しています。特にヘッドホン側は、ヘッドホンに少し埋まりこむ構造になっていますが、NobunagaLabsのNLP-PRO-IS35/4はこの段差にぴったりな段部分のサイズになっており、プラグの品質からも第一選択として良いものです。アンプ側プラグも高品質なフラッシュメッキが施された4.4mm5極プラグ NLP-PRO-TP44/5で、安定した品質で長期間お使いいただけるものになっています。

 

お写真とご感想をいただきました。

先程受領致しました。
確りとした包装、ケーブルの仕上げ、ありがとうございます。

聴き始めて一時間程ですが、ニヤけてしまうアラフォーおっさんがここに居ます。
通常のケーブルではモヤの掛かったkz3000でしたが見事な晴天に変わりました。

特にベースのフェード音やパーカッションのキレ、抜けが気持ち良く、こんなに鳴らしてくれるとは……JAZZやオケ等々活躍してくれそうです。

ボーナスシーズンはWOODシリーズのMMCXケーブルでまたお世話になると思います。

素敵なケーブルをありがとうございます。 

純正ケーブルは取り回しは良いのですが、やはり音質の部分では削がれている所が有るようですね・・好音質化できたようでなによりでした。
また追伸で、音が重厚過ぎるとのご感想もいただいていますが、Viablueの音とも言えるかもしれませんね・・若干ふるめかしいような感じで、重厚な音だと思います。これについてはトランジェント特性の良いスピード感を感じられるのは、テフロン系被覆の線材がそれにあたる事をお伝えしました。

ありがとうございました。

 

KENWOOD KH-KZ3000用ケーブル 120cm
E4プレート・シリアルナンバー有
線材:Viablue EPC-4
外装:無
ヘッドホン側:3.5mm4極 NobunagaLabs NLP-PRO-IS35/4
アンプ側:4.4mm5極 NobunagaLabs NLP-PRO-TP44/5
商品代 12510円