改造事例 audio-technica ATH-CKR10 A2DC化、 ELECOM AQUA EHP-BA100SV MMCX化

いきなり白い背景の写真で申し訳ございません。

過去に製作したものを載せてみようと思います。

audio-technica ATH-CKR10をMMCXではなくA2DC化しました。

ATH-CKR10は元々は所持していたイヤホンでしたが、A2DCのメス側を入手し、折を見て実行してみようと思っていたものです。
何故、トレンドであるMMCXではなくA2DCを採用したか・・やはりそれはaudio-technicaへのリスペクトと、興味ですね。
MMCXという、若干「やっちゃった感」のある接続方式ではなく、きちんと考えて作られたコネクタであるA2DCは、ことヘッドホン・イヤホン用の接続形式に限ると、個人的にはestron T2コネクタと並んで最良の選択と考えます。
理由としては、交換が可能なソケット側がケーブル側であったり、電流出し側がソケット形状であったり・・の部分なのですが、MMCXを採用したSHUREはその辺をあまり考えずMMCXを同社のイヤホン・ヘッドホンに採用・・っと詳しく書くと長いのでこの辺で。

A2DCは硬すぎない挿抜と、クリック感のある接続確認、回転もできる、結構良い所ばかりのコネクタなのですが、audio-technicaが自社以外で流行らせる気が無いようですのでそれほど広がりもしないのでしょうね・・
先日NobunagaLabsからA2DCプラグも発売され、ある程度下地は整ってきているようです。私はまったりと見守ります。

 

他にはこんなのも作ってみました。

ELECOM AQUA EHP-BA100SV MMCX化

上でMMCXをコケにしながらこっちでMMCXかよ・・と言わないでください。
やはりトレンドは使い勝手が良いのです。

同イヤホン、KnowlesのBA1発で真鍮ハウジングのハイレゾイヤホンとして、ハイレゾ布教の1年ぐらい後に出たものですね。評価はとても高かった記憶が有りますし、価格の割に好音質でした。
私も購入したのですがケーブルが絡まって断線、そのままイヤホン箱に仕舞っておいたのを忘れていたもの、それをこちらも折を見てMMCXデタッチャブル化しました。

上のCKR10はケーブル出口からバッサリA2DCコネクタを搭載しましたが、このAQUAには殆どプラスチックパーツが無く(殆ど真鍮!)MMCXジャックの固定は難しかったです。
具体的には内部に干渉しないように固定用の穴を掘り、ここにアクリルを流し込んでMMCXジャックを巻き込んで固化、削り出しを行ったものです。
見た目的にはほぼ変わらず、ケーブル断線も怖くないものができました。
MMCXの故障は怖くなりますが・・

 

上記2つのイヤホンは、過去にオークションに出品していたものでした。
たまに面白そうなイヤホンが見つかると、改造してみたくなり、結果壊したり良いのができたりします。