mini-miniケーブル オヤイデ4N純銀撚り線 102SSC撚り線 4:4平編み *Numberd

E4UAでは稀にmini-miniケーブル製作のご依頼をいただく事が有ります。
昔はよく作っていたのですが、mini-miniケーブルであれば市販でも多くのものが有りますしE4UAでは旺盛に造らなくてもいいかな?と思っていますが、たまにご依頼をいただけると嬉しいですね。

ご依頼いただきました方、DAPとPHPAの間に使われるのは皆さま同じでしょう。線材とプラグの選択は十分ご検討いただきました。
Pickupしていただいたのは、オヤイデ4N純銀撚り線と102SSC撚り線のMix編み、ACROLINK銀メッキ7NOCCを8芯編み、ACROLINK極軟銀メッキ6NOCCとオヤイデ102SSC撚り線とのMix編み等、またプラグはViablue T6s(small)かeイヤホン モリオンかでお悩みでしたので、全ての組み合わせでお見積りを立てさせていただき、ご検討いただきました。
結果はオヤイデ4N純銀撚り線と102SSC撚り線の8芯編み込み、プラグはモリオンというものでした。

線材の編み込みは編み方をご指定いただいており、180度曲げて使用するものであるという所から断線対策として平編みをご指定でした。
イヤホンケーブルではきしめんケーブルはあまり好まれないものかもしれませんが、ことmini-miniケーブルであればこのきしめん状ケーブルは理にかなっていると思います。
mini-miniケーブルはインターコネクトケーブルでありハイインピーダンス伝送である事からシールド付きが望ましい所ですが、この役目は縦横に張り巡らされたGND側線材で賄っていると考えて良いと思います。編み込みを行うとツイストと比較して音に広がりが出やすい所も良い所かもしれません。

またプラグはeイヤホンのモリオンプラグにされました。このプラグは3.5mm3極の設定しかありませんが、段付きで多様な機器に使用でき、また全長(段部分~ボディ)もAECアルミボディのプラグと同じ程度で、ボディが短めで使いやすいプラグです。メッキの質等も価格以上の性能は持っており、ケーブル径がそれほど太くないのであれば第一選択として良いプラグだと思います。

 

お写真とご感想をいただきました。

先程受取りました。

見た目もさることながら、
音も良いです。

感覚的には、超低音と超高音に厚みが増してます。
解像度も高くなってますね。
特にDream Theaterの曲などはベースの指弾きの感じがよくわかりますし、バスドラムのタイトな音がより強くなってます。

低音の量感、高音の量感、解像度…
銀、銅の特徴がバランス良く出ていると思います。

これだけ短くても確実に音質変化が認められることが分かりました。

ありがとうございました。

mini-miniケーブルはハイインピーダンス伝送となる事から、線材の選択でヘッドホン用のケーブル(ローインピーダンス伝送)より音は大きく変わる傾向が有ります。今回はオヤイデ4N純銀撚り線と102SSC撚り線のMix編みでしたが、純銀と純銅の良い所取りのようなケーブルが出来上がりました。
仕上がりにもご満足いただけましたようで良かったです。

ありがとうございました。

 

3.5mm3極mini-miniケーブル 5cm
E4プレート・シリアルナンバー有
線材:オヤイデ 4N純銀撚り線&102SSC撚り線  4:4平編み
外装:無
DAP側:3.5mm3極 eイヤホン モリオン
AMP側:3.5mm3極 eイヤホン モリオン
商品代 9000円 (価格は製作当時のものです)