SONY WH-H800用ケーブル Belden1804A 100cm アッシュ *Numberd

SONY WH-H800用ケーブル製作のご依頼をいただきました。

WH-H800はワイヤレスなヘッドホンですね。ご依頼いただきました方も、当初はワイヤレス運用をされていましたが、お持ちのMDR-EX600&MUC-M12SM2(MMCX変換アダプタをご購入いただいています)の組み合わせと比べて低域は良く出ているが高域が少なく籠もったような音であると感じられて、ケーブルで運用すれば少しは良くなるのではないか・・と考えられ、製作のご依頼をいただきました。

線材は高域特性が良いものにした方が良い結果になりそうでしたので、SONYのヘッドホンと相性も良いBelden1804Aをお勧めさせていただきました。
こちらはご感想をいただいていますが、良いベクトルでの変化を感じていただけたようです。

ヘッドホン側プラグはWH-H800の場合、直径5mmのプラグボディが約4mmヘッドホンに埋まりこむ形状になりますが、これに対応できる段付きプラグというものがかなり少ないのが現状で、3.5mm3極プラグ軸のみを使用してボディは収縮チューブ仕上げとするか、3.5mm4極長い段付きプラグの根本2極を導通させて3極として使用するか、どちらでの製作が可能である事をお伝えし、今回は収縮チューブ仕上げを選択されました。
この収縮チューブ仕上げのプラグは個人的には屋外で使われる方には特にお勧めしています。何故かといいますと、何といっても金属ボディのプラグと比べてとても短く仕上げる事ができる為、取り廻しが良いケーブルができるからです。今回もヘッドホンに埋まりこむ部分を除き、十分に短いプラグを作りましたので屋外でも気兼ねなくお使いいただける筈です。

アンプ側プラグは3.5mm3極でL型プラグをご希望でしたので、高品質なオヤイデ製 P-3.5GLとさせていただきました。
若干横方向への張り出しが大きいプラグですが、十分な強度が有り、また質の良い金メッキが施されていますので長期間安定した品質でお使いいただけるものです。

 

お写真とご感想をいただいています。

先日無事ケーブルは到着しています。
非常に丁寧な仕上がりで大変満足しています。

付属ケーブルと比較して、アドバイスいただいたとおり、
解像度が向上した印象を受けました。
ワイヤレス前提でしたが、有線での使用頻度も増えそうです。 

やはりというかなんというか、無線ではまだまだ再現できない音は有るようですね。
無線だからできる事、有線だからできる事をきちんと区別してやれば、どちらも楽しい使い方ができるのだと思います。

ありがとうございました。

 

SONY WH-H800用ケーブル 100cm
E4プレート・シリアルナンバー有
線材:Belden1804A
外装:ナイロン編組チューブ  (アッシュ)
ヘッドホン側:3.5mm3極 プラグ軸のみ 収縮チューブ仕上げ
アンプ側:3.5mm3極 オヤイデ P-3.5GL
商品代 9785円 (価格は製作当時の物です)