ULTRASONE Signature Pro 3.5mm両出し化、 3.5mm4極片出しGND分離化 及び Signature Studio 3.5mm4極片出しGND分離化

表題のヘッドホンは、全く異なる時期に別な方よりご依頼いただいたものでしたが、またblogに交換していませんでしたので書かせていただきます。

 

まずはSignature Pro

こちらは3.5mm4極でのGND分離化ですね。

内部配線などはそのままストックで使用、ロック付きの2.5mm3極ジャックを外し、ロック無しですが接点圧の強い3.5mm4極ジャックを挿入し、固定してあります。
同時に製作したケーブルは、線材にはMogami2799を使用、外装をワインレッドナイロン編組チューブ仕上げとしています。
ヘッドホン側プラグはPailiccsの3.5mm4極プラグ軸とNobunagaLabsのボディをニコイチしました。アンプ側プラグと雰囲気を統一しています。
アンプ側プラグはこちらはNobunagaLabsの2.5mm4極 NLP-PRO-IS25プラグです。

 

ご感想をいただいています。

早速聴いておりますが、まったく問題ありません。
最近はバランス化PS1000eにすっかりハマっておりましたが、
久しぶりに聴いたSignatureProは正直、あれ?こんなに良くなったの?と驚いております。

GNDをヘッドホン側で分けてやるだけで左右間のクロストークが減りますから、これだけでも変化は感じていただける所です。この他にMogami2799は安価ですが好音質な線材ですが、やはりバランスドライブの影響が大きいのだと思います。

ありがとうございました。

 

 

次もSignature Proですが

なんと両出し化です。
渡り配線を使用しなくなるので、ヘッドホン用ケーブルの素の音を聞く事ができるようになる改造ですね。
この改造は、過去に書いたDJ1PROの両出し化をご覧いただき、それならSigProでも・・と考えられてご依頼いただいたものです。
接続は3.5mm2極もしくは3極のプラグで行います。AH-D7000などのシリーズのケーブルや、SONY MDR-Z1Rなどのケーブルもそのままお使いいただけるアサインになっています。

ケーブルはお手持ちのものや、両出し3.5mmであれば市販でも結構多くのものが売られていますので、それらをお使いいただけますね。

 

シグネイチャーにつきましては
ピンジャックの強度はもとより仕上がりについても
とても満足しております。

とのご感想をいただきました。 2.5mmでの接続より、断然3.5mmでの接続が強度も高く良いものができますね。

ありがとうございまいた。

 

最後は・・

比較的新しい、Sognature Studioの3.5mm4極GND分離化で、1つ目の構成と殆ど同じです。
こちらもE4UA特注のマル信製3.5mm4極ジャック(黒鍔)を使用し、違和感があまり出ないように仕上げました。
ケーブルの線材はMogami2799を使用、イエローのナイロン編組チューブ仕上げとしています。
ヘッドホンが側・アンプ側プラグなどの構成も、1つ目のケーブルと全く同じになっています。

 

ありがとうございました。