YAMAHA EPH-100 MMCX化 デタッチャブル化

YAMAHA EPH-100 MMCXデタッチャブル化のご依頼をいただきました。

今ではMMCXっぽいので着脱式になったEPH-200が発売されていますが、このEPH-100も継続販売されているようですね。

後継のEPH-200はYAMAHAも十分に考えた上で回転防止機構を入れたようですが、なにもそこまでしてくれなくてもPioneerのMMCXシールドを使えば回転や汗の侵入を阻止する事ができますし、ちょっと厚ぼったいMMCX接続部を除けば純粋には音質の差だけでしょうか。軽快さではEPH-100の方が上でしょうし、EPH-100の音がお好きであればこの改造はアリだと思います。

今回は耳掛け使用も考えられているそうでしたので、MMCXジャック部は可能な限り出っ張りを少なくし、これの周りをアクリルで造形しました。
本来のケーブル出し位置は2本有る溝の意匠の内側ですが、MMCX接続部は純正のケーブルブーツよりも太くなる為、装着感が悪くならないようにMMCXジャックの位置を外に移動しています。丁度2本の溝の中間地点辺りにMMCXジャックが位置するような感じです。
これにより、本来のケーブル出し位置よりも外からケーブルが出るようになったので、よりイヤホンを耳道にねじ込んでやる事ができるようになりました。ドライバーと鼓膜の距離は、短ければ短い方が遮音性は高まり、またドライバーの音も届きやすくなります。

ありがとうございました。