Westone UMPRO50用 4.4mm5極・MMCXケーブル ACROLINK極細銀メッキ7NOCC 極細ブラック編組チューブ仕上げ

 

Westone UMPRO50用として4.4mm5極・MMCXケーブル製作のご依頼をいただきました。

今回ご依頼いただきました方、市販の純銀製8芯ケーブルを使ってみられて、店頭での試聴ではそれほど感じなかったが家で聴き込んでみると、どうも再生帯域が高域側にシフトしてしまったようで低域・中域がアッサリしすぎ、高域は出すぎ・・とお好みの方向とは違ったものであったとの事・・
E4UAで在庫する線材で
UMPRO50の純正ケーブルと同じような音バランス、かつ解像度を高め、さらには高域の伸び感は有った方が良く、低域は純正程度
のケーブル・・という事でご依頼を受けたものです。

実際の所、よくこのご依頼は頂きます。純正ケーブルと同じような音バランス・・というものです。
が、線材はそれぞれに特徴をもっており、ケーブルを違うものにするとほぼ確実に音は変わります。純正ケーブルの音バランスを崩したくないのであれば、純正ケーブルでしかそれは実現できない・・とご説明させていただき、あの線の音は・・この線の音は・・と線材の探求をしていただきました。勿論私から言える事は、私の環境&私の耳で感じた主観的な意見であり、全ての環境でそうであるとは言えないものですが、精一杯のお手伝いはさせていただきました。

線材は、今回は高域の伸び感を取られていましたが低域の量感が減ってはいけないので銀メッキ線をメインにお勧めさせていただきました。
まずはACROLINK銀メッキ7NOCCと極軟銀メッキ6NOCCを対比検討され、また話の中で極細銀メッキ7NOCCに目が止まり、これと通常の銀メッキ7NOCCとの音質比較、タッチノイズやケーブル硬さなどの比較など、気になる所は全てご質問いただき、それらにご回答させていただきました。

決定されたのは、E4UAではまだ扱いの少ないACROLINK 極細銀メッキ7NOCCでした。
この極細の線材、直径が0.35mmとかなり細いです。2本をツイストして、やっと4N純銀撚り線1本ぐらいの太さです。4本ツイストした状態でも爪楊枝1本より細い・・と書けば、細さは感じていただけるでしょうか。

外装は、この極細銀メッキ7NOCCの為に用意したかのような、こちらも超極細の編組チューブ仕上げとしました。
この編組チューブはE4UAでは初めての素材、レーヨン製のものです。
レーヨンは人工シルクとも言われますが肌触りがとても良く、特にこのようなケーブル外装には適していると思います。

またYスプリッターは、これもこの為に用意したかのような極小のYスプリッターを使用しました。実の所は特に何かに使う為に用意していたものではないのですが、過去に面白そうだから買ってみたものの使用できる線材が細すぎる為に使っていなかったものです。
線材の太さからくる見た目的には、かなりいい感じの大きさでマッチしていると思います。

プラグ構成はヘッドホン側・アンプ側ともにNobunagaLabs製でMMCX・4.4mm5極プラグとなっています。どちらも品質が高く長期間安定した伝送をお約束できるものです。

 

ご感想をいただきました。

本日製作して頂いたケーブルを受け取りました。

早速聞いてみたのですが、フラットでウォーム寄り、音場も広く解像度も高くまさに自分が望んでいた音質そのものでした。ケーブルそのものもwestone純正よりも柔らかく、細く取り回しも良くタッチノイズもほぼ無いと思います。
元々は純銀線を使っていましたが、自分にはこちらのケーブルがピッタリでした。まるでwestone純正ケーブルの音質をそのまま向上させたようです。
最初から相談しておけば良かったと思っています。

音質の事を何度も何度も質問しご迷惑をおかけしました。お陰様でかなり満足のいくケーブルを手にする事が出来ました。
ありがとうございました。

全て言葉のみでのご説明でしたが、十分ご検討いただいた上で全ての仕様をご決定いただきました。ご納得いただけましたようで、また仕上がりや音質にもご満足いただけたようでなによりでした。

ありがとうございました。

 

Westone UMPRO50用 MMCXケーブル 120cm
分岐長40cm
耳掛けワイヤー無 収縮チューブによる形状固定
スライダー有
E4プレートのみ有
線材:ACROLINK極細銀メッキ7NOCC
外装:超極細編組チューブ  (黒)
外装:極小Yスプリッター  (黒)
ヘッドホン側:MMCX NobunagaLabs NLP-MMCX-DIY
アンプ側:4.4mm5極 NobunagaLabs NLP-PRO-TP44/5
商品代 24692円 (価格は製作当時のものです)