SENNHEISER HD8DJ用ケーブル Mogami2799 120cm ライトニング

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SENNHEISER HD8DJは同社のDJ用・モニター用ヘッドホンの新機軸ですね。流れはMomentumと同じのようでインナーエンクロージャーを持った構造で、とても遮音性が高くまた音漏れも少ないのでDJ中のモニタリングや、屋外でのリスニング使用でも音楽に集中する事ができます。形状は全く違いますが音の雰囲気はHD25の進化版のような感じで、HD26よりもHD25寄りの音を感じられます。

今回は付属のケーブル(1.5mカールと3mストレート)では長すぎて屋外でのリスニング用としては使いにくい事、またヘッドホン側を4極GND分離配線とする事での音質向上を考えられて交換用ケーブル製作のご依頼をいただきました。

SENNHEISERのヘッドホンは、ヘッドホン側プラグにはほぼ必ずロック機構が備わっています。HD8DJやHD7DJ、HD6MIXなど、このシリーズにもロック機構が有ります。プラグ径がHD598などと違って少し細いので使いまわしもできません。E4UAではプラグの軸のみに極細で接続できますので、ヘッドホン側を4極としてGND分離配線としました。これによりアンプ側が3極であっても、GNDがヘッドホン側で共有される事で起こり得るクロストークを最小まで減らす事ができます。プラグボディは収縮チューブ仕上ですが強度的には問題無いぐらいに製作しています。DJプレイなどで荒っぽく引っ張ると抜けてしまいますが、その他の通常使用であれば問題ありません。

線材はMogami2799を使用しました。4芯スターカッド+シールドの線材ですのでGND分離接続やバランス接続に有用な線材です。今回はジャケット・シールドを撤去せずそのままの使用でしたので若干硬いですが、その分強度的には優れたケーブルになりました。純正ケーブルはケブラー繊維入りのケーブルですが、スターカッドシールドケーブルはそれに匹敵するほどの引っ張り強度は有ると思います。
ライトニングの編組チューブはblogに過去に掲載されたHD8DJ用ケーブルをご覧になって一目惚れされたらしく、最初からこの色だけは決定されていました。HD8DJのガンメタリック&メタリックなブルーとの配色にとてもよく合う色だと思います。

アンプ側プラグはViablue T6s smallにされました。Viablueの押し出しの強い音はHD8DJの得意とする音にも特に合うと思います。プラグボディがブラック&ゴールドで重厚感を醸しています。

 

ご感想をいただきました。

リケーブル前と比較してすっきりした音になり、低域の伸びもさらに良くなった印象を受けました。
いずれも良い方向に改善されており、リケーブルして良かったと実感しております。

ヘッドホン側プラグがとても丁寧な造りで感心しました。「ロック機構なし」との事でしたが
しっかりと接続出来ており、これならロック機構なしでも問題無いかと思います。
ライトニングの編組チューブによるケーブル外装もHD8DJとマッチしていて良いですね。

今回、初めてE4UA様にケーブル作成を依頼しましたが、仕上がりも良く大変満足しております。
この度は本当にありがとうございました。

※今回のケーブルを使用後、バランス接続についても気になってきました。
 HD8DJでもバランス接続可能とのことなので、次回もE4UA様に製作をお願いするかと思いますが・・・
 そのときはまた宜しくお願い致します!!

良いベクトルでの音の変化を感じていただけました。
またヘッドホン側プラグの仕上にも十分ご満足いただけましたようでなによりでした。

ありがとうございました。

 

SENNHEISER HD8DJ用ケーブル 120cm
商品代 5400円(価格は製作当時のものです)