Fostex HP-A3改修 SMDオペアンプのDIP化

Fostex HP-A4 SMDオペアンプのDIP化のご依頼をいただきました。

同機種は過去にSMDオペアンプのDIP化を行ったAP-A4BLの一つ前の機種ですね。
今なら中古でも格安で購入できるでしょうし、DSDなど聴かれない方でしたらお手頃価格な高音質DACとして、PCのお伴に良いと思います。

今回ご依頼いただいた個体は、既に可変抵抗の交換といくつかのコンデンサのソケット化をご自身で行われていたものです。(コンデンサのソケット化でコンデンサローリングをお薦めしたのは私です(笑)。
だいぶ半田ごてにも慣れてこられたようで、いろいろやっていただいているのは嬉しい所ですね。ただ、やはりSMDオペアンプのDIP化は細かい作業と、今回の場合はSOP-DIP変換基板を使用する事ができない部品配置だったのでケースへの穴開けなど、専用の工具が無いと難しい作業も多くなる為、作業をご依頼いただきましたものです。

改造において、オペアンプはやはりきちんと固定してやる必要が有ります。空中に浮いていても音は鳴るでしょうけど、良い音には繋がらないでしょう。今回はお見積り算出をさせていただく為にも、先にHP-A3をお送りいただきました。
ケース内部はかなりスペースが少ないものでしたが、ぎりぎり基板の端とケースの端の隙間にポールを立てる事ができ、これにDIP8ピンのソケットを取り付ける事ができました。ソケットの裏には4番と8番の間にパスコン(ECHU 0.1uF)を置いています。基板上にも有るのでしょうけど、オペアンプになるべく近くが鉄則ですからね。
基板とDIPソケットの接続には、ACROLINK極細銀メッキ7NOCCを使用しました。極細ではないバージョンのケーブルをお使いいただいているので、大体の所の音質はご存知いただいていましたのでこの部分での不安は有りませんでした。

お写真とご感想をいただきました。

昨日改修品を受領し、オペアンプを組み合せながら試聴しています。
HP-A3の過密な基盤に引き出し配線が何重も這う様はまさに圧巻で、
目でも楽しめる改造をお願いしてよかったと思います。

交換したオペアンプはRCA出力側とヘッドホン出力側の2系統で、それぞれにその先に繋ぐ機材によって最適なオペアンプを選出する事ができるようになりました。オペアンプローリングでさらに楽しめるようになりましたね。

ありがとうございました。

HP-A3改修 SMDオペアンプのDIP化
商品代 12000円 (価格は製作当時のものです)

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