SENNHEISER HD598用バランスケーブル Belden1804A 120cm チョコチップ

SENNHEISER HD598用ケーブル製作のご依頼をいただきました。

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SENNHEISER HD598はHD595の後継機種です。発売は2010年と5年も前ですが、いまだにその軽い装用感と安定した性能、ほわっとした音でファンになる方も減らない良いヘッドホンですね。

前回更新のL型mini-miniケーブルと一緒にご注文いただきました。

線材はこちらもBelden1804Aです。とても柔らかく使いやすい線材で、E4UAでも使われる方の多い線材でもあります。編組チューブはチョコチップをチョイスされました。個人的にはこの色はHD598に合うかな?と思って入れた色ですので、選んでいただけると嬉しいですね。

アンプ側は3.5㎜4極 オヤイデ P-3.5/4Gを選択されました。OPPO HA-2に使われるとの事で、アサインはHiFiMANアサイン(先端よりL+,R+,L-,R-)になっています。3.5㎜4極プラグは種類が少ないですが、その中でも軸の性能では最高クラスのオヤイデ P-3.5/4Gは、ほぼどのようなアンプでも安定した接続性能を持っており、またナーリングの入ったボディは若干長いですが使いやすく、4極プラグでは特にお薦めできるものです。ケーブル穴はBelden1804A+編組チューブだと少しスカスカですので、線材と編組チューブの間に薄い収縮チューブを入れてブーツを内装で形成しています。

ヘッドホン側プラグは2.5㎜4極プラグの軸のみを極短で接続し、HD598の奥まったジャックにも安定して刺せるように収縮チューブなどで硬くて長いプラグを形成しています。Belden1804AやMogami2944、Mogami2799をヘッドホン用途で使用してみて分かった事ですが、殆どブーツは要らない感じですね。急峻な曲げ伸ばしを繰り返してみても、早々断線する事もありませんでした。特にBelden1804Aは編組シールドが有りますので急な角度で曲がってもある程度アールが確保されますが、この辺が効いているのでしょうか。

HD598などのアラウンドイヤーのヘッドホンではプラグが長いと肩に当たってしまったりして気持ち悪いだけでなく、ケーブルが引っ張られた時にプラグが長いとてこの原理でプラグやジャックにかかる負担が大きくなってしまいますので、プラグはなるべく短く作るようにしています。

 

お写真をいただきました。

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なるほど。前回更新のL型4極mini-miniケーブルはOPPO HA-2と中村製作所 AClear Porta NXT-1を接続される為のものだったのですね。HA-2のGND分離出力はNXT-1で完全なバランス出力となり、HD598をバランスドライブできるのですね。

音の部分については聴き始めとの事でご感想はいただけなかったのですが、気になる所です・・

ありがとうございました。

 

SENNHEISER HD598用ケーブル 120cm
線材:Belden1804A
外装:ナイロン編組チューブ チョコチップ
ヘッドホン側:2.5mm4極 軸のみ
アンプ側:3.5mm4極 P-3.5/4G
商品代 7012円(価格は当時のものです)