Focal Utopia用 変換ケーブル&変換プラグアダプタ 3.5mm MMCX CIEM2ピン
Focal Utopia用のプラグアダプタ・・例えば3.5mm3極プラグやMMCXプラグをUtopiaで使われるLemoプラグに変換する・・最近よくご依頼をいただいています。
こちらは3.5mm3極プラグx2(SONYアサイン)をUtopiaで使われるLEMOプラグに変換するケーブルです。
LEMOプラグは0B番のFGG.0B.302.CLAD52Zですが、3.5mmジャック(メス側)を挿入するにはちょっと内径が不足しており、3.5mmジャックを直付けするとプラグが長大なものになってしまう為、変換ケーブルをお勧めさせていただきました。
線材はBelden1804Aを使用、ロイヤルブルーとワインレッドのナイロン編組チューブ仕上げとし、左右の識別をケーブル色で行っていただけるようになっています。
3.5mmジャックにはオヤイデ J-3.5SRを使用、プラグ・ジャック共に高品質なもので、長期間安定した性能でお使いいただけるものになっています。
お写真とご感想をいただいています
3.5mm×2からUtopiaへの変換ケーブルのおかげで、リケーブルの幅が広がって楽しんでいます。
手持ちのFocal製品ですと、UtopiaにはSpore4が、StelliaにはBlack Dragonが非常に合います。
ここ最近仕事が忙しく、据え置きで聴く時間はあまりありませんが、わずかな時間で楽しんでいます。今後はじっくり聴き込んでいきたいです。
一方据え置きではなくポータブルでは、e-Q7を十二分に楽しめています。
たくさんのイヤーピースを取っ替え引っ替えで試すと、Acoustic Effectのものにすると一番しっくりきました。
これに合わせたリケーブルを煮詰めています。今はWAGNUS.のCrystal Lilyがお気に入りです。
今までの資産を有効活用しつつ、新しい使い方ができて嬉しいです。
仕上がりも非常に丁寧で満足のいく結果となりました。
今回のご依頼では、ortofon e-Q7のCIEM2ピンによるデタッチャブル化や、Utopiaに接続されているDHCのSpore4のヘッドホン側プラグ交換のご依頼も同時にいただいておりました。
Utopia専用のケーブルはプラグが特殊な為殆ど市場にはありませんが、3.5mmプラグに変更してやると、例えばSONYやbeyerdynamicとアサインは同じですのでこれら用のケーブルがそのまま利用可能になり、ぐっと発展性が高まりますね。
DHCのSpore4は元はHiFiMAN用で2.5mmプラグが付いていましたが、これをFocalの3.5mm接続でも使えるよう、プラグ交換のご依頼をいただいていたものです。極太ケーブルをオヤイデ P-3.5MSRのボディに収めるのはなかなか苦労しましたが、良い感じに出来上がっています。
e-Q7のデタッチャブル化共々、ご満足いただけましたようでなによりでした。
ありがとうございました。
Utopiaのプラグは特殊なLEMOプラグですが、これを2ピンやMMCXに変更してしまえば、市場に多くあるこれらケーブルでリケーブルする事ができるようになります。
Utopiaで使用されているLEMOの0B番は00番(ULTRASONE等が採用)よりも二回り程度太く、接続自体はとても安定したもので良いのですが、プラグが若干高価な事もありますが交換用ケーブルは殆ど市場に無いようですね。
逆にMMCXや2ピンはイヤホンでよく使われるもので、リケーブル市場はかなり発展しており選択肢は多いです。
上の写真はLEMO 0B番プラグのケーブルチャック部分を全て切除し、極短にてMMCXジャックや2ピンジャックを挿入・固定してあるものです。
MMCXプラグや2ピンプラグはこのケーブルチャック部分程度のサイズですので、ケーブルを接続された状態でプラグ全体のサイズは通常のLEMOプラグと殆ど変わらない程度になり、取り回しはそれほど悪いものにはならないと考えます。
ありがとうございました。