4.4mm5極 対 XLR3極プラグx2 インターコネクトケーブル Mogami2944 デュアルモノラル 鱗

NW-WM1Zの4.4mm5極バランス出力を、Accuphase E-270に接続するインターコネクトケーブル製作のご依頼をいただきました。

今回いただきましたご依頼、音質的にはなるべくクッキリ・はっきりした音をお望みでしたが、同時にあまり高価にならければいいな・・とお思いでしたので、効果を実感していただける構成であまり高価にならないように部材のお勧めをさせていただきました。

線材はMogami2944で、これをデュアルモノラルで使用しています。
Mogami2944はシールド付きツイストペアの線材です。ツイストペアケーブルの特徴として、多くのものは高域の伸びがとても良いです。Mogami2944も同じように、内部の線材はMogami2799(シールド付きスターカッド)と同じですが構造の違いにより高域の伸び感が気持ちの良い線材です。今回はこれをバランス伝送ですので片チャンネルに1本使用したデュアルモノラル構成をお勧めさせていただきました。
外装は鱗のナイロン編組チューブ仕上げを行い、シックな中に力強さが有るように思います。

DAP側は4.4mm5極プラグでNobunagaLabs NLP-PRO-TP44/5を使用、ケーブル穴は最大にまで拡大化して線材を通しています。
アンプ側はXLR3極プラグx2でこちらはNEUTRIK NC3MXX-Bを使用、Accuphaseは永遠の3番Hotでしょうか。バランス接続であれば左右同時に位相が変われば問題無いのですが、3番Hotで製作しています。

 

お写真とご感想をいただきました。

ケーブルが到着しました。
今回もしっかりとした作りで、また、ナイロン編組チューブの鱗柄もイメージ通りの印象で、とても良かったです。
音の方はまだじっくり聴けてなく、また、家の事情でスピーカーでの音楽鑑賞は大音量というわけにはいきませんので、明らかな違いを感じるのは難しいところではあるのですが、シングルエンドと比べると、バランスの方が若干音離れが良い感じがしたのと、クリア感が増したかなというところは感じられました。(どちらが良いというわけではなく)

しかし、いつもながら思いますが、このような既製品にはないものを希望通りに製作していただけると、オーディオライフの幅が広がり、より音楽やオーディオを楽しむことができて大変ありがたいと思っています。
今後はポータブル機だけではなく、シングルエンドとバランスの両方の接続でじっくりと違いを楽しみながら音楽を鑑賞できるので、このケーブルを製作していただいて満足しています。

MogamiのNeglexOFCは音離れが良いのですよね。それにMogami2944の高域の伸びの良さが、クリア感として認識していただけました。外装の鱗のナイロン編組チューブもイメージ通りだったそうで、とても良かったです。

ありがとうございました。

 

4.4mm5極 対 XLR3極x2 インターコネクトケーブル 120cm
線材:Mogami2944 デュアルモノラル
 外装:ナイロン編組チューブ  (鱗)
DAP側:4.4mm5極 NobunagaLabs NLP-PRO-TP44/5
 AMP側:XLR3極 NEUTRIK NC3MXX-B  (2番Cold 3番Hot)
商品代 16670円 (価格は製作当時の物です)