FitEar EST Universal用ケーブル ACROLINK銀メッキ7NOCC 透明収縮チューブ仕上げ 130cm

FitEarのEST Universal用ケーブル製作のご依頼をいただきました。

ご依頼いただきました方、以前MrSpeakers AEON FLOW closed back用ケーブル製作のご依頼をいただいていたのもあり、E4UAのシステムを十分ご理解いただいておりましたので仕様の決定は早かったです。

ここで、E4UAとは・・とかちょっと長くなってしまいそうな所は置いておいて、どうやればE4UAで思った通りのケーブルを手に入れていただけるかを書いてみます。

それは、熱い想いをぶつけてもらうのです。

私も人の子、熱い想いをぶつけられると私も熱くなります。
勿論全ての製作物は魂を込めて製作しておりますし、blog掲載のものと同じものが欲しい!とされる方にはそのように製作する事も可能です。
ですが全く同じではなくやはり自分の考えた部分も取り入れてほしい!とかここがもうちょっとこうであればいいのに・・など気になった所、細かい所でも重箱の隅を突っつくような事でも構いません。お電話での対応は行っていませんので文字のみになりますが、思いの丈を書き綴っていただければ、こちらも(長文になってしまうかもしれませんが)それにお返しさせていただきますし、製作物に魂が籠ります。

前置きが長くなってしまいました・・
今回のケーブルはFitEarのEST Universal用としての製作ですが、勿論FitEarの全てのイヤホンにお使いいただけるFitEar純正プラグで製作しております。
事前にイヤホンを装着されたお耳の写真を左右、真横からと斜め前からの計4枚をいただいています。これは今回のケーブルはFitEar用ですので耳掛け使用が前提ですが、ケーブルのねじれが最小限になりながら綺麗に耳を周るようにプラグ及びケーブルブーツ(左右の色識別有り)の取り付け向きを最適化した上で製作する為のものです。

線材はACROLINK銀メッキ7NOCCを片チャンネル2芯ツイストしました。この線材は外径0.85mmと少し太めですが極細の素線が合わさっており、テフロン系被覆ながら柔軟性が高く使いやすいものです。
今回は透明収縮チューブ仕上げを行いましたが以前まではスミチューブを使用しておりましたが最近はTHTチューブを使用しております。THTチューブは経年劣化によりスミチューブと同じように黄化しますが、スミチューブが収縮する前から若干黄色がかっている所、こちら最初は全くの透明で綺麗さが違います。厚さも少しだけ薄いようで柔軟性も高いです。

アンプ側プラグは2.5mm4極軸のみを取り付け、90度L型プラグボディをアクリル形成し、バフ仕上げを行いました。艶のある仕上げは、イヤホン本体とのバランスを採られたのでしょうね。

お写真とご感想をいただきました。

今回のケーブルも前回製作していただいた、MrSpeakers AEON FLOW用ケーブル同様とても気に入り、毎日のように使用しております。

純正ケーブルの若干線の細かった中音域が充実して、曲をより楽しめるようになりました。

純正の硬めのケーブルに比べ取り回しも良く、自然なカーブで耳の後ろにも回しやすくストレスが減りとても満足しています。ありがとうございました。 

外装を透明収縮チューブ仕上げとしていますので、肌程度の温度でも夏場であればエージングと共にゆっくりと形状を保持するようになってきます。
音質の面でもご満足いただけましたようですし、なによりでした。
ありがとうございました。

 

FitEar EST Universal用ケーブル 130cm
分岐長40cm
線材:ACROLINK銀メッキ7NOCCツイスト
外装:透明収縮チューブ THTチューブ
ヘッドホン側:FitEar用プラグ(黒) (赤・青収縮チューブでブーツ形成及び左右識別)
アンプ側:2.5mm4極 プラグ軸のみ アクリル形成ボディ 黒 90度L型 バフ仕上げ ブーツは黒
商品代 25792円 (価格は製作当時の物です)