UE 18Pro用 OPPO HA-2 GND分離ケーブル Belden1804A ブラック 120cm *Numberd (UE系CIEM2ピン qdc等)
Ultimate Ears 18Pro用として2ピン・3.5mm4極GND分離ケーブル製作のご依頼をいただきました。
18Pro・・4Way3Unit6Receiver・・詳しい所はBARKSやPhileWebに任せるとして、UEのCIEMのフラグシップモデルですね。近頃は+の付いたモデルが出たり、qdcも同じ2ピンプラグを使用して発売されているようです。
ご依頼いただいた当初、ご要望としては解像度をより高くし、各楽器の分離を良くされたいとの事、また聴かれる音楽はRock(特にHeavyMetal)/Jazz/Fusion/HipHopとの事で、18Proのキレのある重い低域とよく合う音楽を聴かれている印象でした。
一番最初のメールではご予算を伺っておりませんでしたので、Belden1804Aよりも少し高価になるACROLINK銀メッキ7NOCCツイストのケーブルをお薦めさせていただいたのですが、ご予算を大幅に突破してしまうとの事で少しお安くなるBelden1804Aをご指定いただきました。
Belden1804Aも高品質なシールド付き銀メッキ銅線です。芯のみで使用する事でとても軽いケーブルにはなるのですが、折角シールドが有るのですしストレート部はジャケット・シールド付きのまま編組チューブ仕上げとさせていただきました。シールドはさらなるS/N比向上が見込めますので、できるなら有った方が良いものです。
全体をブラックの編組チューブに通してタッチノイズを減少させ、また断線にも強くなり、オーディオに一番フィットする色になりました。
ヘッドホン側プラグはUE系CIEM2ピンプラグ、最近ではqdcから発売されているIEMも同じプラグ/アサインが使われています。10Proの頃よりも大きくプラグ側に埋まりこむ形状をしており、この形状によって汗の侵入を阻止し、接続部の耐久性を高める構造になっています。
イヤホンに流れる電流は微弱とは言えますが電気の流れる接続部としても、XLRコネクタのように全体にシェルが被さる状態まではいきませんが、接続していない状態ではピンは殆ど見えない構造をしています。
アンプ側プラグは高品質な日本製軸が使われたNobunagaLabs NLP-PRO-IS35/4を使用しています。
使用される機器がOPPO HA-2であれば接点は比較的大きくバネは強いものなので大抵のプラグで問題無いのですが、もし3.5mm4極プラグをヘッドホン側に使用する場合、例えばSONYのMDR-1AはこのNLP-PRO-IS35/4が使用可能なのですが、このプラグが発売される以前は「長い段付きプラグ」のみが対応していました。この長い段付きプラグはロットによってはRing1が細いものが有ったりとバラつきがあって接続不良が稀に有ったのですが、NLP-PRO-IS35/4では接続不良が一切無い事から、このプラグ軸が特に優秀である事が分かります。
ケーブル・プラグ全てが黒で統一されて目立たず、内に秘める高音質は使う人にしか分からないケーブルになりました。
ありがとうございました。
UE 18Pro用ケーブル 120cm
ヘッドホン側分岐長40cm
耳掛けワイヤー有 6cm
スライダー有
シリアルナンバーのみ有
線材:Belden1804A
外装:ナイロン編組チューブ ブラック
ヘッドホン側:UE系CIEM2ピンプラグ ブラック
アンプ側:3.5mm4極 NobunagaLabs NLP-PRO-IS35/4
商品代 17047円 (価格は製作当時のものです)