汎用 CIEM2ピンケーブル オヤイデPCOCC-A 22AWG ツイスト&ツイスト 100cm ウッドランドカモ
CIEM2ピンはMMCXと双璧をなすイヤホン接続形式ですね。
今回は汎用としてCIEM2ピンケーブル製作のご依頼をいただきました。
線材はオヤイデPCOCC-A 22AWGをツイスト、一旦ツイストしたものを極細編組チューブ(ウッドランドカモ柄)に通し、それらをさらにツイストしたものです。カモ柄がツイストされていると雰囲気がさらに増しますね。
PCOCC-Aの線材は既に生産終了となっておりE4UAでは少量在庫していますが、この線材は22AWG(約0.3sq)もあるのに被覆がとても薄く、ツイストした状態でも極細編組チューブに通す事ができます。音質としてはPCOCCの元気な音を受け継いでおり、生産終了になったのが今でも惜しく思ってしまう線材です。製造方法が同じとも言えるものがPureOCCとしてオヤイデでも販売されていますが、こちらは0.08sqと少し細めであり、たっぷりと電流を流す事のできる0.3sqは良いものだと思います。
ヘッドホン側プラグはCIEM2ピンですが、プラグ軸をオヤイデ製、ボディをNobunagaLabs製でニコイチしています。
オヤイデ製のMMCXプラグ・2ピンプラグはとても品質が高く良いのですが、ボディがアルミ色、また左右の識別の色が強く見えてしまって派手に感じてしまう方も多く、そのような方にはNobunagaLabs製のMMCXプラグをお薦めしているのですが、NobunagaLabsではCIEM2ピンプラグをラインアップしていません。ここで、これらはネジピッチは全く同じですのでニコイチする事で落ち着いた雰囲気のCIEM2ピンプラグを作る事ができます。艶消し黒のボディはウッドランドカモ柄ともよく合います。
アンプ側プラグは2.5mm4極プラグ、NobunagaLabsのNLP-PRO-IS25です。オヤイデ製の2.5mm4極プラグと軸部分は全く同じと言える構造をしており、接続の不安定性は全く有りません。またお値段的にも魅力的なプラグです。ボディには逆エッジの溝が入っておりプラグ抜去時には指に吸い付くように馴染み、使いやすいプラグです。
ご感想をいただきました。
ナイロン編組チューブにして正解でした。
透明チューブよりも数段柔らかくなり、今まで納品いただいた
ケーブルの中で取回しが最良です。ナイロンの質感もよく
タッチノイズも気になりません。
今まで数本同じ線材で製作させていただきましたが、収縮チューブ仕上げをご選択でした。今回初めてナイロン編組チューブ仕上げをご指定いただき製作しましたが、線材の雰囲気は収縮チューブ仕上げよりも分からないのですが、柔らかさやタッチノイズの少なさはナイロン編組チューブが上だと思います。
ありがとうございました。
汎用CIEM2ピンケーブル 100cm
分岐長40cm 耳かけワイヤー有 6cm スライダー有
線材:オヤイデ PCOCC-A 22AWG
外装:ナイロン編組チューブ ★ウッドランドカモ
ヘッドホン側:オヤイデCIEM2ピン軸・NobunagaLabsボディニコイチプラグ
アンプ側:2.5mm4極 NobunagaLabs NLP-PRO-IS25
商品代 15963円 (価格は製作当時のものです)