新規部品を入荷しました

新規部品を入荷しました

 

まず、NobunagaLabsより3.5mm3極プラグ、2.5mm4極プラグ、MMCXプラグ(スプリッター付き)が発売されました。E4UAではこれをいち早く入手し、標準在庫品としました。

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NobunagaLabs NLP-PRO-TP3.5
3.5mm 3極

 

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NobunagaLabs NLP-PRO-IS25
2.5mm 4極

 

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NobunagaLabs MMCX-DIY
MMCXプラグ&ケーブルスプリッターセット

今回発売された上記3点のプラグは、NobunagaLabsの肝入りです。
3.5mm3極プラグはプラグ軸は日本製、ボディは国外製、2.5mm4極プラグはは全て日本製、MMCXプラグは国外製との事です。どちらもとても高品質なプラグ軸を製造メーカーと共同で開発されたようで、NobunagaLabsのサイトでも製造段階の写真を見せるなど、高品質さには自信があるようです。

E4UAでも使用してケーブルを製作してみましたが、3.5mm3極プラグは十分な重量が有るので安定感が有り、また段部分も十分な長さが取られていて、大抵の環境に問題無く使えそうです。このプラグは特にメッキの質が良いように感じましたが、軸が梨地でこれの切削にも気を使っているのが分かります。梨地のプラグ・・例えばNEUTRIKのプラグなどは挿抜がシルキータッチでとても使いやすいものですが、このNobunagaLabsのプラグも同じように挿抜がとても気持ち良いものですした。

2.5mm4極プラグは細身で小さめのボディですが、スーパーダイレクトタッチ加工という特許技術によって作られる引っかかりが有ります。この引っかかりが、特に抜去時に指に吸い付くように引っかかり、気持ちよくプラグを抜く事ができます。またボディは黒の電着塗装仕上げとなっており、長期間高品質を保てる仕様になっています。

MMCXプラグはL/Rの識別を窪みに入れた塗装によって行っており、これが剥げてわからなくなったりする事もありません。ライン状の窪みの意匠と黒のボディは、オヤイデのMMCXプラグと対照的な雰囲気、プラグ軸の切削もキリッとラインが通っており、高品質なプラグです。またこのMMCXプラグに付属のケーブルスプリッター、小型ですがアルミ製で小気味良いデザインとなっており、使用できる場合はとても良いものかもしれません。ケーブル穴が分岐側で2.2mm、ストレート側で4mmで、特に分岐側が細めな為線材を選びます。テストした限りではオヤイデ4N純銀撚り線やPureOCCを2芯ツイスト+収縮チューブは通りました。

 

 

 

aPlug_353_L_35HD
Switchcraft製 3.5mm3極 L型プラグ
35HDRAAU
35HDRABAU
が入荷しました。35HDRABAUは少量の入荷です。
メッキの質はとても良く、またプラグボディが大きめで太い線材を使う場合にはとても安定度が高く、使用できる線材の太さの割に低背で使いやすいプラグです。

 

 

 

線材で新規入荷のものは・・

 

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線材では潤工社のジュンフロン 0.08sqを標準在庫品として追加します。
こちらの線材、とても細く使いやすいものです。芯線は銅ですがOFCかどうかは分かりませんが、ヘッドホン用に使用した場合、Belden1804Aと音質傾向は似ておりとても懐の深い低域と、さらさらと伸びる高域、全域で解像度が高く気持ち良い音を鳴らしてくれます。
2芯をツイストして極細編組チューブに通りますので、これをさらにツイストしてストレートケーブルを作っても良いですし、分岐させるのも良いと思います。

 

 

 

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Audio Creation製、PC-TripleC 0.2sqを4色、少量在庫しました。
PC-TripleCは古河のPCOCCが製造中止になり、線材メーカーが知恵を絞って作り出した線材です。音質傾向はPCOCCと似ていますがさらにブラッシュアップされた感が有り、混じりっ気のない、素直な銅の音を聞く事ができます。

 

 

 

ヘッドホン別、専用プラグでは・・

 

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フラット2ピンプラグ
Noble Audioに多いようですが、ヘッドホン側埋まり込み無しの2ピンプラグが入荷しています。

 

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UE PRM/Pro系用ケーブルの、ヘッドホン側ジャックパーツも少量入荷しています。
ジャックの形状的には10Pro用と似ていますが、スリットが有りこれで極性を固定しています。UE PRM/Pro系用ケーブルをMMCXやその他のプラグに変換したい場合、極短変換アダプタを製作する場合に使用します。

 

 

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JH4ピン系用ケーブルの、ヘッドホン側ジャックパーツも少量入荷しています。
こちらも上のUE PRM/Pro系用と同じように、変換アダプタを製作する時に使用します。

 

 

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JH4ピンプラグの透明版も入荷しました。
今までは黒のものしか有りませんでしたが、透明のものが来ましたので銀線などと合わせるととても涼し気なケーブルを作る事ができそうです。プラグボディに低域調整抵抗を乗せてもアクリル形成は透明で行いますので、プラグの機構部品以外は全て透明で製作する事になります。

 

 

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HD800用プラグで、ケーブル穴が5mmのものも入荷しています。
今までのプラグはケーブル穴は3mm程度でしたが、5mm穴でチャックが内蔵されていますので強固にケーブルを固定する事ができます。ただし内部の容積はあまり無いので、太すぎるケーブルは半田付けが不可能な場合もあります。
このプラグが来た事で、MMCX変換やCIEM2ピン変換がプラグボディのみで完結するようにもなりました。

 

 

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audio-technica ATH-M70 ATH-M50用プラグも少量入荷しています。
専用設計とも言えるプラグでロック機構まで備わっており、とても良い雰囲気のケーブルを製作する事ができそうです。
こちらも、MMCXやCIEM2ピンにプラグボディのみで変換するものを製作可能です。

 

 

以上、よろしくお願い致します。