ヘッドホン側変換アダプタ色々 FitEar, UE, JHなどのCIEMやFocal Spirit Professioanl, SENNHEISER HD800等

ヘッドホン側変換アダプタの製作依頼をよくいただきます。いくつかをご紹介したいと思います。

 

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FitEarをMMCXで使用する為の変換アダプタでストレート形状
今までは45度曲がり形状での製作が殆どでしたが、ストレート形状のご要望は初めてでした。FitEarは斜め45度程度に跳ね上げる形状ですので、45度の角度を付けて90度で使用するのが良いかなと思うのですが、ストレート形状も変換アダプタが短ければ問題は無いようです。
ご依頼いただいた方から全長10㎜以内で製作できるなら欲しいとのご要望をいただいたのですが、大体9㎜程度で製作が可能です。但し45度程度の角度付きの場合はジャックとプラグの軸同士を直接半田付けして製作しますが、ストレート形状の場合はHot側にごく短い距離ですが線材が入ります。

 

 

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こちらはUEのCIEMをMMCXで使用する為の変換アダプタでL型のもの
UEのCIEMは他のCIEMとは違い、10Proの頃からの伝統のプラグ側埋まり込みです。今ではピンの太さは0.78mmになり他のCIEMとの互換性もあるよう?ですが、やはり専用設計のプラグを使用した方が強度的にも強くなりますのでお薦めできます。透明でも黒でもどちらでも製作可能、アクリルは調色可能なので、プラグ部分以外はお好きな色にしていただく事も可能です。

 

 

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こちらはUE TF10(10Pro)をMMCXで使用する為の変換アダプタでストレート形状のもの
まだまだ現役の10Proも、MMCXにしてやるとリケーブルの幅が広がります。今まで多数の同機種の変換アダプタを製作していますが、E4UAとしてはこの形状が一番良いように思います。10Proはイヤーフックで使用する際、耳から少しはみ出る格好になりますが、変換アダプタはMMCXが内側になるように接続すると極性が合うようにしています。MMCXプラグの長さを足しても長くなりすぎないデザインにする事で、ケーブルが耳を大回りしてしまう事も少なく、快適に使っていただける筈です。こちらは内部に線材を使用していますが、4N純銀単線を使用しています。

 

 

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こちらはJH4ピンをCIEM2ピンで使用する為の変換アダプタ
ついにこのご依頼もいただきました。Angie, Roxanne, LaylaなどのJH4ピンのヘッドホンをCIEM2ピンで使用する為のものです。半固定抵抗とGND含め4極への配線は全て4N純銀単線で行っています。これをアクリルでモールディングし削り出し・磨き出しの工程で製作します。
CIEM2ピンジャックは埋まり込み無しのものを使用しますので、かなり短く製作ができます。埋まり込み対応のものでも製作は可能ですが、やはり少し大きめになってしまうと思います。

 

 

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こちらはSENNHEISER IE80系をMMCX変換するものです。
CIEM変換するものは過去にblogにも書きましたが、MMCX変換も同形状での製作としています。10Pro用と同様にIE80系プラグの真横にMMCXジャックを抱かせてアクリルで造形していますのでプラグ長があまり長くならず、たとえ大きめのMMCXプラグであっても快適に使っていただけると思います。こちらも内部に線材は有りますが4N純銀単線を使用しています。

 

 

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Focal Spirit ProfessionalをMiniXLR3極で使用するための変換アダプタ
かなりニッチですが、こんなご依頼もいただきました。FocalのSpiritシリーズはかなり奥まった位置にジャックが有り大抵の3.5mmプラグを拒絶するのですが、E4UAではプラグボディをアクリルで造形しますので長く細いプラグも形成可能、またプラグボディから隣のプラグボディへそのまま移行させる事もできますので、このようなものも製作可能です。
MiniXLRジャックにはITT製を使用、プラスチックのボディを取り払って極短で接続・ボディ形成を行っています。AKGのリケーブル資産をお持ちのようで、これを新規導入されたSpiritProfessionalで使用できないか・・とのご依頼でした。変換アダプタとMiniXLRプラグ両方の長さがヘッドホンから出ますのでそこそこ長くなってしまいます。この為変換アダプタは30度程度の角度を付けての製作となりました。

 

 

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こちらはSENNHEISER HD800をMMCXで使用する変換ケーブルです。
HD800は先日HD800sも日本で発売されましたが、MMCXに変換してやると市中にたくさんあるMMCXケーブルでリケーブルを楽しむ事ができるようになります。
線材はBelden1804Aをカッドで使用。ごく短い距離ですがなるべくケーブルによる色付けをさせないように気を使って製作しています。勿論、上に記述しました極短の変換プラグアダプタ(アクリル形成のもの)と同様にケーブルを無くした形状で製作する事も可能ではありますが、どうしても内部に線材は存在する事にはなります。

 

上記変換アダプタでMMCXのものは2ピン、2ピンのものはMMCX、それぞれで製作する事も可能です。