SONY XBA-300用 4.4mm5極バランスMMCXケーブル オヤイデ4N純銀撚り線&102SSC撚り線 1:2Mixツイスト 100cm アッシュグリーン *Numberd

SONY XBA-300用としてMMCXケーブル製作のご依頼をいただきました。

XBA-300はSONYお得意のマグネシウム造形と自社開発のBAドライバを搭載するストレートダウン型のイヤホンですね。
純正ケーブルが既に銀メッキ線が使われていたり高級機な事が分かりますが、さらにSONY製であればMUC-Mシリーズのケーブルも使用できるようになっていたり、発展させる事のできる仕様になっていますね。

今回ご依頼いただいた方、E4UAでは何度かご注文いただいていましたので仕様の比較的スムーズにお決めいただきましたが、やはり線材の選択には十分気を使っていただきました。
先述の通り、同イヤホンには純正で銀メッキ線のケーブルが付属しています。これを銅線に変えると音のバランスは大きく変わるでしょう。依頼者様も同様に考えておられましたが、やはりどこかに銀を持ってくるのが良いように思いました。
お薦めさせていただいたのはACROLINK銀メッキ7NOCCか、もしくはオヤイデ4N純銀撚り線と102SSC撚り線のMixツイストでした。
素線径だけで言えばACROLINK銀メッキ7NOCCを片チャンネル2芯ツイストなどでも十分にドライブできるだけのものはできるのですが、太く暖かい低域と瑞々しく見通しの良い高域が同居するのは純銅と純銀をMixしたものに軍配が上がります。
特にBAドライバと純銀線は相性が良く、純銀線だけでは腰高になってしまう所に純銅線をMixする事で、上記のような好音質で描くケーブルができます。今回はこの銀:銅の比率を1:2とされました。比率を変化させる事でお望みの音質に近づける事ができるのも、Mixツイストの良い所ですね。
外装は通勤や外出で使われるとの事で耐久性を上げ、また外観を落ち着いたものにする為にもナイロン編組チューブ仕上げを選択されました。色はアッシュグリーンとされましたが、ぱっと見では分からない所も秘めたお洒落ですね。

ヘッドホン側プラグはNobunagaLabs NLP-MMCX-DIYか、EIDOLIC EM-CXP2か迷われていましたので、私の聴覚上でのそれぞれのプラグの感想と、重量など取り回し感等をお伝えし、今回はEIDOLIC EM-CXP2にされました。
このEM-CXP2は前バージョンはロジウムメッキでしたが、ニューバージョンは金メッキになっています。どちらも純銅削り出しのプラグ軸とEM-CXP2は厚みのある金メッキ仕上げとなっており、純銅プラグの讃さんと輝くような音を、金メッキがしっとりと仕上げるものになっています。

アンプ側プラグは4.4mm5極でNobunagaLabs NLP-PRO-TP44/5から軸のみを抽出、これを低背化し、ボディは45度アクリル形成を行いました。アクリルはメタリックカラー・艶バフ仕上げとし、ヘッドホン側プラグやナイロン編組チューブの雰囲気と合わせました。
45度跳ね上げプラグは今回はこれを最初からご指定いただいておりました。
跳ね上げL型プラグは特にDAPをポケット運用や、カラビナ等で吊り下げて運用される方にお薦めしているもので、真上・真横どちらに引っ張ってもプラグには力がかかりにくい構造になっています。

 

お写真とご感想をいただきました。

ご連絡が遅くなりましたが、
ケーブルは無事に到着しており、
日々の通勤で使用しています。
100cmと少し短めにしたことで、
軽く、狙い通り取り回しがよくなりました。
EIDOLIC EM-CXP2のXBA-300との嵌合も
特に問題なく、ルックス含め非常に気に入っています。

音に関しては解像度が向上したように思います。
幾度となく聞いた曲もまた新鮮な気持ちで聴けています。

今回も本当にありがとうございました。

純正ケーブルはどうしても長かったり、短かったりしますよね。プラグを交換すれば短くはできますが、それならもっと好音質なケーブルにすれば、ヘッドホンの性能を開花させる事も可能です。
仕上がり、音にもご満足いただけましたようでなによりでした。

ありがとうございました。

 

SONY XBA-300用ケーブル 100cm
分岐長30cm
耳掛けワイヤー無
スライダー有
E4プレート・シリアルナンバー有
線材:オヤイデ 4N純銀撚り線&102SSC撚り線 1:2ツイスト
外装:ナイロン編組チューブ (アッシュグリーン)
ヘッドホン側:MMCX EIDOLIC EM-CXP2
アンプ側:4.4mm5極 NobunagaLabs NLP-PRO-TP44/5 アクリル形成プラグボディ (45度L型)
商品代 31960円