FOSTEX T50RPmk3g 両出しGND分離デタッチャブル化・リケーブル化 専用ケーブル製作 カナレL-4E5Cツイスト

 

FOSTEX T50RPmk3gの両出しデタッチャブル化のご依頼をいただきました。

少し前にGND分離化でストレート出しになった、T60RPが発売されましたね。ウッドハウジングであれはあれでいいものですが、このT20・T30・T50の兄弟が良い!と思われる人も、やはり多いと思います(私もその一人です)。
ただ、やはり鳴らしにくいヘッドホンにパワーを与えてやるにはポータブルアンプではなく、据え置きでがっつり鳴らしてやると良い音になるのでしょう。今回はそんなご依頼をいただきました。

以前にも兄弟ヘッドホンのT20RPmk3nを片出しでのGND分離・デタッチャブル化しましたが、今回は両出しです。両出しは渡り配線を使用しなくなりますので、より線材の特徴をつかんでいただきやすくなります。
前回では純正のケーブル穴を塞ぎ、その穴の直下に3.5mm4極ジャックを取り付けましたが、今回はケーブル出し位置を前側にしてケーブルが肩に当たるのを防ぎました。
使用した3.5mmジャックは日本製で3極のものを使用し、長期間安定した品質を保てるようにしています。
内部配線は専用ケーブルと同じカナレL-4E5Cを使用しました。
また渡り配線は残置とし、ヘッドホンの雰囲気をそのまま残しています。渡り配線を撤去する場合は純正ケーブルの穴と同じように塞ぐ工程が入ります。

 

ケーブルはいくつかの候補をご提案させていただきましたが、最終的にカナレ L-4E5Cを片チャンネルに1本ずつ使用し、ストレート部はこれをツイストしたものになりました。
この構成は、片チャンネルあたり4芯カッドツイストの構成になります。L-4E5Cはジャケットとシールドを撤去して編組チューブ仕上げとしていますが、カッドツイストをモノラル信号で使用する事は電磁融合によりノイズを遮断する働きが有りますので、シールドは無いもののS/N比の高い音を伝送する事ができます。またL-4E5Cの1本をステレオ伝送する時よりも2倍の芯線が使われますので音の密度は高くなります。

ヘッドホン側プラグは3.5mm3極でNobunagaLabs NLP-PRO-TP35を使用、アサインはSONYアサインとしています。NLP-PRO-TP35は段付きプラグですが、この部分を裏表で丸く掘って、赤と青の塗料を流して左右の識別としています。SONYアサインにしていますので、SONYのMDR-Z1RやMDR-Z7などにもそのままお使いいただけるケーブルになっています。
アンプ側プラグはXLR4極でNEUTRIK NC4MXX-Bを使用、どちらも高品質なプラグで、長期間安定した品質を保つ事ができるものです。

ありがとうございました。

ヘッドホン改修 両出し・デタッチャブル化 (渡り配線残置)
ヘッドホン: FOSTEX T50RPmk3g 持ち込み
ジャック:3.5mm3極ジャック マル信 MJ-073N x2
商品代 13600円 (価格は製作当時の物です)

両出しデタッチャブル化 T50RPmk3g用ケーブル 210cm
分岐長30cm
線材:カナレL-4E5C ツイスト
外装:ナイロン編組チューブ ブラック
ヘッドホン側:3.5mm3極 NobunagaLabs NLP-PRO-TP35 x2
アンプ側:XLR4極 NEUTRIK NC4MXX-B
商品代 18774円 (価格は製作当時の物です)

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