MMCXデタッチャブル化beyerdynamic T51p用ケーブル Belden1804A(core) 120cm アッシュ

MMCXでデタッチャブル化したbeyerdynamic T51pをお持ちの方より、専用ケーブル製作のご依頼をいただきました。

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Belden1804Aの芯のみを使用した、軽量なMMCXケーブルです。
今回は両出しヘッドホンへの使用ということで、形状記憶ワイヤーや耳かけ部の収縮チューブなど無しで、さらっとしたデザインのヘッドホン側プラグでの製作になりました。が、E4UAでは初めてとなるスワロフスキーONプラグでの製作となりました。プラグの取り外し時にこれが指にひっかかりを作り安全に簡単に力を入れられると共に、ヘッドホン装着時の左右の識別を優雅なものに変えてくれます。装着時は見ることはできませんが、環境の光を受けてたまにキラっと輝きます。
アンプ側プラグはViablue T6s smallです。こちらはブラックにゴールドでずっしりとした雰囲気が有りますね。プラグ後端がすっぱり落ちたデザインで、これが一役買っているのだと思います。そしてこのすっぱりデザインをさらに活かす為に、ケーブルブーツを編組チューブの外ではなく、中に形成しています。この為ブーツの無い雰囲気になっていますが急峻な折れ曲がりではきちんと円を描き曲がるようになっていて断線を防ぎます。

 

お写真とご感想もいただきました。

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当方所有のOYAIDE PCOCC-Aのケーブルと早速聞き比べしてみました。

DAPにSONY NW-ZX1を使用しての感想となります。
PCOCC-A特有のハイスピード且つタイトな出音と比べ、1804Aはワイドレンジでありながらもウォームな印象を受けました。
NW-ZX1特有の寒色系の出音+PCOCC-Aの組み合わせはちょっと聞き疲れするするなと最近感じておりましたので、1804Aによって狙い通りの音色調整が出来たなと感じております。 所有しているOYAIDEのMMCXリケーブルは製品特有の接触不良も発生していたのですが、E4UA様が使用されているコネクタは接触不要も発生せずホッとしております。
後、イヤホンで使用してみるとどうなのかなと思い、所有しているWeston W60でも試してみたのですが低域の量感が減ってしまい、良い結果には至りませんでした。 BA機のイヤホンはメッキ無しの銅線の方がいいのでしょうかね。
本来の組み合わせで考えていたT51Pとの相性ばバッチリでしたので今回の製品にも大変満足しております。

T51pでは1804Aはウォーム傾向に振れるのですね。銀メッキもあり、私的にはワイドレンジでクール傾向だと思っていたのですが、少し意外でした。ヘッドホンごとによる相性もあるのかもしれません。
BAイヤホンでは能率が高い事で銀線が活かしきれないのかもしれませんね。もっと素線が太いと低域まで振れたかもしれません。

ありがとうございました。

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