Lynx Studio Technology AES16-XLR用 単回線 AES/EBU出力ケーブル 80cm

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Lynx Studio Technology社というのはアメリカに本社を置く、DAW用オーディオI/Fを製造する会社です。規模はそれほど大きくないようですが、それでも魅力的な商品ラインとなっており、PCオーディオで高音質を目指す方も名前は耳にした事があるのではないでしょうか。

今回ご依頼いただいたケーブルは、このLynx Studio TechnologyのAES16-XLRというオーディオI/F用のAES/EBU接続用デジタルケーブルです。

線材はBelden1801Bという、デジタル専用線をご指定でした。製作当時はE4UAの標準在庫の線材としていなかった為、少し入手が高くなってしまいましたが、今は標準在庫として揃える良い線材です。若干硬い線材ですが、一度設置してしまえば位置を変える事も早々無いでしょうし、問題無く使っていただけると思います。

I/F側プラグはDsubシュリンク26ピンという、普通のDsubの配列とは少し違ったピン配列のコネクタです。シュリンクのシリーズは15ピンが、PC用ディスプレイのアナログRGBのコネクタで使用されています。15ピンはこの用途がありますのでOmronなどのメーカー物も容易に入手できるのですが、26ピンはかなり用途が限定されており、入手できたものはノーブランド(台湾製)のものでした。ピンには金メッキが施されているようでしたし問題無く使っていただけるとは思いますが、少し歯がゆい思いをした所です。ただしプラグボディはOmron製でEMI対策済みのものを使用し、高品質化を図っています。ケーブルのシールドとプラグボディのシールドをきちんと接続し、不要な外来ノイズは全てGNDに落とすように製作しました。
ピンアサインはLynx社のHPで公開されていますし、依頼者さまより教えていただきましたのでその通りに製作しました。

アンプ側プラグは高品質なNEUTRIK製NC3MXX-Bを使用しました。本来ですとAES/EBU用のNC3MXCCという専用プラグもあるのですが、ケーブル径が5.4mmからしか対応しておらず、今回使用するBelden1801Bは外径が4.2mmできちんとカシメる事ができないと考え、アナログオーディオ用のNC3MXX-Bを使用しました。

 

お写真とご感想をいただきました。

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今日無事に商品が到着しました。
ありがとうございます。

この度は色々とご相談に乗っていただき本当にありがとうございます。

まずケーブルの出来に驚きです。
とても綺麗で完璧な仕上がりです。

早速ケーブルを取り替えてみました。
音も無事に出てます。

じっくり聴いてみると純正のケーブルと比べて音に締まりが出たように思えます。また解像度は間違えなく上がっています。

純正のうじゃうじゃケーブル。長くて重くてな不便さから解放され本当に嬉しいです!

この度は本当にありがとうございます!

純正のブレイクアウトケーブルは8チャンネルのIN/OUTケーブルで合計16個のXLRプラグがぶらさがっていますので、かなりごちゃごちゃしてしまいますね。1チャンネルでよろしいのでしたらこのような単回線ケーブルはかなり使いやすくなるのではないでしょうか。

ありがとうございました。

 

Lynx AES16-XLR AES/EBU接続ケーブル
商品代6112円(価格は製作当時のものです)

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