Focal Clear Professional用ケーブル ACROLINK 7NOCCツイスト アーミーカモ

Focal Clear Professional用ケーブル製作のご依頼をいただきました。

このClearのProfessionalモデルですが、Focalのページを見ても分かりづらいのですがコンシューマ向けのHi-Fiシリーズプロ向けのProfessionalシリーズの2つがあるようで、日本では販売経路が異なる為新品が同一の店舗に置かれる事は少ないのだと思います。が、もう少し分かりやすくして欲しい所ですよね・・
音の造りはHi-FiシリーズとProfessionalシリーズで違っており、購入を検討されている方は是非店頭でどちらも試聴してみましょう。

今回ご依頼いただきました方はこのProfessionalシリーズのClearを使われており、どうも低域が薄く感じられる為、リケーブルで改善できないかと考えられたそうです。また純正ケーブルは若干硬くて使いづらい所をリケーブルで快適に・・とも考えておられました。

線材は当初よりACROLINK 7NOCCをご指定でした。
低域を盛る効果としてはMogami2534が個人的には最強と考えているのですが、このACROLINK 7NOCCも0.2sqの太めの純銅線で低域は太めです。ただし7Nという高純度とテフロン系の被覆なので音はシャキっとしており、トランジェントの早いモニターサウンドです。これがClear Professionalに使用するとどういう音になるのか、私も興味がありました。

外装はClear Professionalのチャコール&ワインレッドから離れてアーミーカモのナイロン編組チューブ仕上げを選択されました。色を合わせる事で雰囲気を出すのは良い事ですが、わざと色を外して、それもカモフラージュトーンにされるのはProfessionalの別の側面を突いているかもしれませんね。

使用したプラグは、Focalで3.5mmプラグが使われている機種はロック機構のあるプラグですがこれと同じプラグは有りません。この為ロック機構を回避した形で接続可能なプラグを、プラグの写真をお送りして寸法を計測していただき、合うものからお選びいただきました。
ヘッドホン側にはトープラ製Bispa扱いのBSP-STMP-015GS4を、アンプ側には同BSP-STMP-045GMS5Lを使用し、またアンプ側のケーブルはL型プラグですが、ケーブルは根本から60度の跳ね上げで形成しました。
跳ね上げプラグは屋外用途であれば個人的には一番使いやすい形状のように思いますが、アクリル形成ではなくプラグ単体でこれを実現できるのは、このプラグのみと言えます。
アンプ側プラグ内部は再利用はできなくなりますがエポキシを充填固化しており、特に引っ張り断線に強く仕上げています。勿論ヘッドホン側・アンプ側共にケーブルブーツは内装式としており、プラグ肩での断線を予防しています。

ご感想をいただきました。

期待していた低音の量感が増し、全体的に情報量も増えました。
それでいてスッキリした音で、長時間聴きやすいものです。
このあたりはヘッドホンの良さが生きてそうですね。
ただ、低音がもっとあっても良いかもと思うときもありますので、
好みや聴く曲によってはMogami2534も良いのだろうなと思いました。

取り回しも標準ケーブルより癖がなく、長さも余裕ができて使いやすくなりました。
また、アンプ側プラグに角度をつけていただきましたが、露出している収縮チューブを触ると
ガッチリと補強されているのがわかり、耐久性も高そうで安心して使えます。

音も好みでしたが、見た目も格好良いものに仕上げていただきましたので、
長く使わせていただこうと思います。

Professionalだからと言って、アーミーカモ柄だからと言って高耐久に仕上げている訳ではないのですが、それでもE4UA製ケーブルの特徴でもある”耐久性は高く使いやすく”を感じていただけました。
音質の面でも開放型ながら低域を盛る効果は実感していただけましたようで気に入っていただけました。

ありがとうございました。

Focal Clear Professional用ケーブル 130cm
分岐長35cm
線材:ACROLINK 7NOCCツイスト
外装:ナイロン編組チューブ  (アーミーカモ)
ヘッドホン側:3.5mm3極 Bispa BSP-STMP-015GS4
アンプ側:3.5mm3極L型 Bispa BSP-STMP-045GMS5L (60度跳ね上げ)
商品代 25105円 (価格は製作当時のものです)

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