JVC HA-FX1100用ケーブル ACROLINK銀メッキ7NOCC&オヤイデ102SSC撚り線1:1ツイスト ワインレッド *Numberd

JVC HA-FX1100用としてストレートダウン型MMCX・4.4mm5極バランスケーブル製作のご依頼をいただきました。

HA-FX1100・・JVCはウッド使いの名手のようで、発売サイクルが早いのでついていくのが大変ですね。HA-FX1100が発売された時、おおっと思いましたがそれからもHA-FW01/02/03が発売され、さらには昨年フラグシップモデルのHA-FW10000が発売されました。
消費者からすると、発売サイクルが短いのは賛否両論なのですが、HA-FX1100は発売当時はフラグシップモデルでしたし、まだ消さないでほしいですよね・・部品保有期間ってのもありますしね・・

さてご依頼いただきました方、HA-FX1100のイヤホン自体の音には特にご不満は無かったそうですが、4.4mm5極接続をする為に、某社の太めの純銅ケーブルにリケーブルされ、使用されているそうです。ただこの購入されたケーブル、スプリッター部が金属でこれが重く、ストレートダウンのイヤホンに使用するとケーブル全体の重さで引っ張られて外れてしまいそうになる事が多かった為、何度か製作のご依頼をいただいておりましたE4UAで、軽くて取り回しが良くて音もほんのちょっと良くなってほしいケーブル・・の製作のご依頼をいただいたものです。

線材は、純正ケーブルの音はあまり崩したくないと思われてはおりましたが、太い純銅線であまり良い結果が出ていなかった(低域が盛り上がりすぎて中・高域をマスクしてしまう)との事で、それならいっそのこと銀メッキ線を入れてみてはどうかと・・
また、銀メッキ線のみでは高域が強く出過ぎてしまう事も考えられるとお伝えし、純銅線とのMixツイストも良いものができるとお勧めさせていただきました。
使用した線材は、純銅線はACROLINKの7NOCCも良いのですが太めの銅線であまり良い結果が出ていなかったのもあり、純銅線はオヤイデ 102SSC撚り線、銀メッキ線はACROLINK銀メッキ7NOCCとしてこれを1:1でツイスト(片チャンネル2芯)としました。
外装はナイロン編組チューブ仕上げ、またHA-FX1100のボディの雰囲気とも合う、黒檀削り出しのスプリッター&スライダーもご注文いただきました。黒檀の濃く艶のある木目は、ぱっと見では分かりませんが、普通はイヤホンのケーブルにそんなもの付いていませんのでかなり人目を惹くパーツかもしれませんね・・

また今回は新しい試みとして、E4プレートとシリアルナンバーをウッド削り出しYスプリッターに埋め込み処理を行わせていただきました。
黒檀という木材はとても硬いもので、ケーブルを通す穴を開けた後にプレートを埋め込む穴を掘ってもびくともしません。通常、Yスプリッターを収縮チューブ以外で取り付ける場合、プレートはケーブルのどこか(基本的にアンプ側プラグより10cm程度の所)に取り付けていますが、Yスプリッター自体がワンオフですのでこのような事を実行する事も可能です。
プレートは裏側に来るように配置し、普段は全く見えないようにしています。

ヘッドホン側・アンプ側プラグはどちらもNobunagaLabs製でNLP-MMCX-DIYとNLP-PRO-TP44/5を使用しております。ここまで銀メッキにすると、かなり純正ケーブルの音からかけはなれた所に来てしまうかな・・と考え、お勧めしませんでした。

お写真とご感想をいただきました。

まず、以前使用していたケーブル(N社 HT)と比較し、純銅線から銀メッキ銅線+純銅線のハイブリッドになったことで全体的な解像度が上がり、
霞のようなものが晴れ渡ったような印象を受けました。
低音寄りだった重心が全体に分散し、各帯域がケンカせずにバランスよく聴こえてきます。
たまに感じる低音過多も、本ケーブルではほぼ感じることはありません。
従来のケーブルでは聴こえてこなかった音(ドラムのハイハット音など)もわかるようになりました。
ジャズやクラシックなどの生音系の楽曲とは元々相性がいいこともあり、ケーブルを変えても気持ちよく聴くことができます。
あまり得意ではない打ち込み系、テンポが速いJ-POPなども、ケーブルに銀が入ったことにより、低音だけではなくボーカルや高音も遅れることなく聴くことができます。
得手不得手がなくなった、何にでも使うことができるオールマイティなイヤホンになりました。
今回は初めてウッドスライダーにて作成いただきましたが、イヤホン本体の木目と非常にマッチしています。
ZX-300にはレッドのカバーを使用していますが、ワインレッドの編組ケーブルと色目がいい具合にマッチしています。

音質に加え、その見た目も文句のつけようがありません。 

JVC HA-FX1100用ストレートダウンMMCXケーブル 120cm
分岐長40cm
E4プレート・シリアルナンバー有 (ウッド削り出しスプリッター埋め込み)
線材:ACROLINK銀メッキ7NOCC 600円/m x1.4 x2 1680円
線材:オヤイデ 102SSC撚り線 400円/m x1.4 x2 1120円
外装:ナイロン編組チューブ 100円/m x1.7 170円 (ワインレッド)
外装:ウッド削り出しYスプリッター&スライダー 2000円 (黒檀)
ヘッドホン側:MMCX NobunagaLabs NLP-MMCX-DIY 1650円
アンプ側:4.4mm5極 NobunagaLabs NLP-PRO-TP44/5 1700円
その他:収縮チューブなど 200円
部品代合計 8520円
製作費 x3.5 23100円 (銀メッキ7NOCC・102SSC撚り線を300円/m、NLP-PRO-TP44/5を900円として換算)
商品代 31620円

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