プラグ交換のご依頼 ONKYO A800純正ケーブル アンプ側プラグ交換 バランス接続対応化

ONKYOより発売されているスタジオリファレンスヘッドホン、A800の純正ケーブルのバランス接続対応化のご依頼をいただきました。

A800は50mmドライバで4Hz~40KHzという広大なレンジを持つヘッドホンですね。
純正ケーブルはリボン型をしており、ヘッドホン同様特徴的な形状・色をしています。

この純正ケーブルは切断する事で判明したのですが、分岐部でGNDが合流していました。という事はそのままではバランス接続化は不可能です。ですので、既にアンプ側は切断した後でしたが依頼者さまに相談して了承を得た上で分岐部の分解・再形成を行いました。

分岐部は分解してみると基板が入っていました。この基板にリボンケーブルを半田付けの後、射出形成でこれのボディが作られていました。折角のストレート部でも4芯ある線材を使いながら、何故GNDをここで合流させているのかその理由は不明ですが、共有インピーダンスによる左右のクロストークを音造りとして取り入れていると考えるか、安易なバランス接続対応化を阻止しているのではないかと邪推するか、どちらかになってしまいます。
基板は射出形成のプラスチックでガッチガチに固められていて再利用する事はできなかったので、これを切除し、GNDを分けた形で線材を接続し、このボディをアクリルで形成、収縮チューブによる仕上げを行いました。

アンプ側は線材を分岐させた後、ツイスト処理を行って透明収縮チューブで固定、プラグの取り付けを行いました。プラグはViablue T6sでケーブルの雰囲気ととても良く合っています。アサインはTEAC UD-503用としております。

ありがとうございました。

0
  • このエントリーをはてなブックマークに追加