OPPO HA-2用 Lightning USB(A) L-L型ケーブル オーグライン+α撚り線ツイスト ブラック編組チューブ仕上げ 6cm *Numberd

E4UAにはごく稀にですが、Lightningケーブル製作のご依頼もいただきます。
市販のLightningケーブルはMFiという囲いのせいかどうか分かりませんが、高音質を謳ったものがとても少ないように思います。

今回ご依頼いただいた方も、高音質を謳ったLightningのL-L型ケーブルはFurutechのものしか無いとお嘆きになっていました。この他にはVentureCraft製など有るようですが、アナログ用ケーブルとして最近購入されたオーグライン+α撚り線のケーブル、こちらの音がとても良かった事から、お使いのiPhone6sから接続するLightningケーブルもオーグライン+α撚り線にすると良い音になるのではないかと思われて、ご依頼をいただいたものです。

E4UAはMFiの囲いの外に居る企業です。この為Lightningプラグの供給などは有りませんし、その仕様もほぼ分かっていません。できる事と言えば、市販のLightningケーブルからプラグ軸を抽出し、これに線材を取り付けてプラグボディを再形成するぐらいです。このLightningプラグ軸の抽出作業は一瞬のミスでそれが使い物にならなくなる事もある、少し危険な作業でもあります。この為E4UAではLightningプラグを使用するケーブルの製作は、一切無保証で行っています。大変無責任な話ではあるのですが、Appleが囲いを作る限りこの製法は変更する事はありません。
ただ、プラグ軸抽出元ケーブルとして使用したLightningケーブルの名称は伏せますが、今回は幸運にも一発で抽出に成功しています。

線材にはオーグライン+α撚り線を使用しています。この線材、E4UA標準在庫とはしていないものですが、近々標準在庫にするように考えています。
USBケーブルのデータ線はHotとColdの差動伝送です。線材の長さは等長である必要が有りますので、このオーグライン+α撚り線を比較的長めの距離で一旦ツイストして、等長にツイストできている区間を使用します。
ツイストして切り出した線材を銅箔テープにてラップシールドを施します。この状態の線材と、ラップシールドをしていないツイストした線材(電源側)、これを再度ツイストし、これを再度銅箔テープにてラップシールドを施します。データ線側はこれで二重の100%シールドが施されました。
これに錫メッキ編組シールドを付けて銅箔シールドの引き出し線として使用します。さらに収縮チューブで固定した後、ナイロン編組チューブに通線して線材が完成します。

Lightningプラグは先述の市販ケーブルより抽出したプラグ軸を使用し、これに等長で配線、ボディをアクリル形成しました。E4プレートとシリアルナンバーの付加もご希望でしたので、プラグ内に内蔵する事にしました。
USB(A)プラグはこちらは市販のプラグ軸のみをLightningプラグ側とボディ出っ張りを合わせて低背化して使用し、こちらも等長で配線した後ボディをアクリル形成としています。

 

ご感想をいただきました。

本日オーグライン+α lightningケーブル届きました。動作に不具合無く今のところ問題ありません。
早速iphone6sからoppo HA-2で色んな曲やDSD音源など聴き比べてますが、とにかく見えない景色は無いというくらいどこまでも鮮明克明に聴こえて、銅線とは格の違う鳴り方です。オーケストラでは特にムラヴィンスキーの高音弦が従来ささくれるなら、オーグラインなら滑らかにキュンキュン鳴ります。トランペットの音色も芳醇です。
radikoの圧縮音源もブロックノイズが全然聴こえません、とにかく滑らか
こんな凄いケーブルを作っていただき本当にありがとうございます

十分な音変化を感じていただけましたようですね。
USBケーブルは短い距離ではあるのですが、mini-miniケーブルと同じようにこれも変化の度合いが大きいものなのかもしれません。mini-miniケーブルもハイインピーダンスケーブルですので、その辺が原因でしょうか。

ありがとうございました。

 

Lightning USB(A) L-L型ケーブル 60mm
E4プレート・シリアルナンバー有
線材:オーグライン+α撚り線 ツイスト
シールド:二重銅箔ラップシールド&錫メッキ編組シールド
外装:ナイロン編組チューブ ブラック
DAP側:既製ケーブルよりLightningプラグ軸を抽出したもの、アクリル形成L型プラグボディ
DAC側: 低背化(A)プラグ軸のみ アクリル形成L型プラグボディ
商品代 22936円 (価格は製作当時の物です)