既製ケーブル プラグ交換 Null Audio Lune、beyerdynamic T1、T1 2nd Generation

既製ケーブルのプラグ交換のご依頼もよくいただきます。
アンプ側、ヘッドホン側、どちらも殆どの場合交換可能ですが、アンプ側を4極に・・とのご依頼の場合は内部でGNDが束ねられていない事が条件になります。こればかりは切ってみないと分からない所ですが、この場合はまずケーブルを送っていただき、こちらで切断してGNDが束ねられていない事を確認した後代金をお支払いいただき、改造する事になります。

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こちらはNull Audio StudioのLuneですが、ヘッドホン側プラグ根元で断線との事で、プラグの付け替えをご希望でした。Luneは極細の銀メッキ線(銀線?)ですので、プラグの根元1か所での曲げ伸ばしにとても弱いです。ですがプラグを付け替えると復活しますので、捨てずに再利用がお薦めです。耳かけ部の形状記憶も元通り収縮チューブで形状を記憶したものにしていますので、使用感はそのまま、使い続けていただけます。

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こちらはbeyerdynamic T1のアンプ側プラグ交換ですね。
今では2nd Generationが出ましたが、フラグシップモデルらしくどちらもバランス接続ができるように左右が別のケーブルで伝送されています。これのプラグを付け替える事でバランス接続ができるようになります。
ご依頼いただいた方より、アンプ側プラグより30cm程度の所で切断し、XLR4極のジャックを付けてほしいとのご要望をいただきました。この変換ケーブルがあると、通常のシングルエンド環境でも音質の劣化を殆ど起こさず今まで通り使っていただけます。ケーブルが長いヘッドホンだと特にお薦めできます改造ですね。

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こちらはFostex TH900のアンプ側プラグ交換でした。
上のT1と同じような感じで、アンプ側プラグから50cmほどで切断、XLR4極メスを取り付け、また50cmほど切断しXLR3極x2とXLR4極の変換ケーブルを製作、ヘッドホンから来るケーブルにはXLR4極を取り付けました。これによりケーブル全長はノーマル状態から50cmほど短くはなりますが、市販の据え置き環境ではほぼ全ての出力形式を選択できるようになります。

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これもまた同じような改造で、beyerdynamic T1 2nd Generationの交換用バランスケーブルのアンプ側プラグをXLR3極x2に変更するご依頼でした。
T1 2ndは純正ケーブルも交換用ケーブルも発売されていますが、純正ケーブルは3.5mm/6.3mm3極、交換用ケーブルはXLR4極となっており、XLR3極x2や6.3mm3極x2の環境の方は変換ケーブルを用意するしか方法は有りません。ですが変換ケーブルを使用するより、直接接続してやった方が気分的により良いと考えるのは当然だと思います。
T1 2ndのケーブルは純正・交換用どちらも編組チューブの内部は2本になっている平行線が使用されていますので、これを分岐させる事でXLR3極x2などでもそのまま使っていただけるようになります。
ご依頼された方は赤や青などの色をなるべく使いたくないという事で、シルバー&ゴールドのリングをご希望でした。基本的に無いものですが、透明のリングも存在はしますのでこれの中にシルバーとゴールドのテープを巻いて識別としています。また半田はドイツ製の有鉛半田であるWBT-0800をご指定でした。

お写真とご感想をいただいています。

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T1 2nd 用の改造ケーブル届きました、見た目はバッチリです!
音はバランスの音をしばらく聴いていなかったので、変換ケーブル挟んで聴いていた時の記憶を辿って比べて見ると、SN比の向上と僅かながらの柔らかさの加味など感じ、やはり直接繋げた方が良いですね、柔らかさは半田のせいでしょうかね? T1 2nd と P-700uの組み合わせは、ケーブルや電源などに凄く反応する所ですね、一カ所代えても僅かな違いですが、ちりも積もればと言うところでしょうか、ケーブルや電源代えても解らないヘッドホンやアンプは全然解りませんが… そういう意味では今の組み合わせは自分好みに追い込みやすいので面白いです。

Luxman P-700uの音とリラックマを合わせられているそうで、なるほどゆったりした音がお好みなのが分かります。
下側の写真の左端にXLR3極x2とXLR4極の変換ケーブルも置いていただいていますが、こちらも製作したもので線材はMogami3106です。こちらもシルバー&ゴールドのリングで製作しました。
変換ケーブルを介して聴かれるのと直接接続して聴かれるののどちらも試していただいていますが、やはり直接接続の方が音は良いようですね。

ありがとうございました。

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