JVC HA-FXZ200 MMCX化・デタッチャブル化

JVC HA-FXZ200のMMCX化・デタッチャブル化のご依頼をいただきました。

同イヤホン、中・高域用にダイナミック2発、低域用にダイナミック1発のダイナミック3発構成、低域用にはストリームウーファーを搭載・・との事ですが、このストリームウーファーに使用されるケルトン方式・・カーオーディオではバンドパスボックスになるのかな。
全てのドライバが真鍮製ユニットベースに装着されており、イヤホン自体の重量もなかなかのものです。これをイヤーピースのみで耳にぶら下げられるように設計するのは大変だっただろうと思います・・

ご依頼いただきました方からは特に仕様についてのご要望は無かったのですが、実物を手にしてみるとやはり、分解が難しそうな形状をしていました。
JVCケンウッドの製品情報ページでも見る事ができますが、後部エンクロージャが2分割、それを合わせた後に前部エンクロージャと合わさっています。ケーブルブーツ部は後部エンクロージャに入っていますので、ケーブルブーツを抜き取ってMMCX化するとなると全て分解する必要が出てきます。
ケーブルブーツを抜き取ってMMCX化する事のメリットはさらなる小型化ですが、デメリットは分解のリスクです。特にこのイヤホンの場合はエンクロージャが透明で、分解・組み立てにおいてノーマル以上に綺麗に仕上がる事は無いと言えます。ですので今回は非分解によるMMCX化としました。

作業においては慎重にケーブルブーツを、表から手の届く範囲で除去し、ごく短く線材を露出させた後MMCXジャックに接続、周囲をアクリルにて造成しました。本体のプラスチックはアクリルと融合接着していますので強度的には問題ありません。
MMCXも使用方法をお守りいただければ比較的長持ちする規格ですし、MMCXの使用説明書も同梱しておりますので、MMCXジャックの寿命まで永くお使いいただけるものとなっています。

ありがとうございました。

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