パワーアンプ用 バランス接続用ヘッドホン アッテネーター (パワーアンプの出力でヘッドホンを楽しむアダプター)

パワーアンプの出力でヘッドホンを楽しむ・・
多くのパワーアンプはスピーカーを駆動する訳ですから、ヘッドホンをそのまま繋ぐとかなり大音量というか、ヘッドホンが壊れてしまう事も考えなければいけません。
ですがパワーアンプは例えば真空管アンプだったり、AVアンプだったり、モノラルアンプだったり色々ありますが、ポータブルの世界でもそうなように、据え置きの世界でもアンプそれぞれの音をもっています。これをスピーカーではなく、超超ニアフィールドのヘッドホンで聴く事ができれば、それもまた楽しいだろうになぁ・・
と考えるのは、オーディオ好きからすれば普通かもしれません。

そんな時、こんなアダプターが有ればヘッドホンを安全にスピーカー用のパワーアンプでドライブする事ができます。
過去には http://e4ua.blog.fc2.com/blog-entry-258.html や http://e4ua.jp/?p=1670 等、今回以外にもいくつか製作していますが、ある程度まとまってきているのでここでご紹介させていただきます。

このアッテネーターはバランス接続用ヘッドホンを使用する事を前提に開発しています。
これは何故かといいますと、パワーアンプの出力形式は大きく見てヘッドホンの3極の接続のようなGNDと左右信号というシングルエンド方式と、左右のHot・Coldで接続されるBTL方式が有ります。BTL方式は昨今流行しているヘッドホンのバランス接続と似たような接続形式で、スピーカーをドライブする為のGNDの概念が有りません。
アッテネーターを挟んだからといって、BTL方式のアンプにシングルエンドのヘッドホンを接続すると左右のCold側が短絡する事になります。これはアンプの発熱・破壊を招く危険な接続方法ですので、このアッテネータ―はバランス接続用(左右のCold側が共有ではない)ヘッドホン専用としています。

fc2 blogの書き込みには抵抗値などの記述もありますが、大体その通りに半田付けを行うと、アンプやヘッドホンにはダメージが行かずに快適に使っていただけるアダプタができます。
抵抗器は一番最初からVishay DALEの無誘導巻き線抵抗を使用しています。カーボン抵抗や金属皮膜抵抗のような音色を足したり引いたりしてくれる事もなく、何も足さない・何も引かない的な出音の抵抗器でこれを第一選択としています。

ケースはリード製のPSA-3を使用、ラグ版に抵抗器を半田付けしますが、音の通り道にラグ版は使わず、抵抗器の足に直接線材や抵抗器の足を巻き付けて接触させ、半田を流して製作しています。
線材は自然な音のMogami2514を使用、ヘッドホン接続用にはXLR4極メスのパネル付け(レセプタクル)でNC4FD-LX-Bを使用しました。NC4FD-LX-Bは金属ボディでラッチ付きのレセプタクルですが、プラスチックボディでラッチ無しのNC4FAH-0を使用する事もできます。

ありがとうございました。

パワーアンプ出力 ヘッドホン用アッテネーター
ケース リード PSA-3
ラグ板 サトーパーツ L-3522 10極
スペーサー ジュラコン 3mm
抵抗器 DALE NS-10 300Ωx2 330Ωx2
抵抗器 DALE NS-2B 10Ωx2
XLR4極レセプタクル NEUTRIK NC4FD-LX-B
バナナプラグ対応スピーカー端子 WTN-08-B15F
配線材 Mogami 2514
商品代 25608円 (価格は製作当時のものです)

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