NOBLE Audio K10 Universal用 CIEM2ピン 4.4mm5極バランスケーブル ACROLINK銀メッキ7NOCCツイスト 120cm ナイトスカイ *Numberd

NOBLE Audio K10 Universal用として、CIEM2ピンケーブル製作のご依頼をいただきました。

今回、ご依頼いただくにあたり以下のような現状の判断と、ご要望をいただきました。
・純正ケーブルでは曲にもよるが女性ボーカルが前に出てきすぎてしまい、バランスが悪く感じる
・基本的にはフラット寄り、どちらかというと低域を少し強めた上で、バランス良く盛り上げたい
・音場の広さ、解像度的には純正ケーブルでも問題無い
・耳掛けワイヤーは無しで、形状記憶されたもの
・ご予算は15000円~25000円程度

K10Uは純正ケーブルを使用しZX300でシングルエンドでドライブされているらしく、バランスケーブルは今だ試した事が無く、またよく聴かれるのはアニソンやEDMなどのダンスミュージックとの事でした。

E4UAからお勧めさせていただいたのは、オヤイデPureOCC(ご依頼当時はまだ在庫が有りました)か、ACROLINK銀メッキ7NOCCでした。
PureOCCは、過去にあったPCOCCと似た製法で製造された線材で、所謂「元気な音」の部類です。銅線ですので高域の伸び感は銀線や銀メッキ線に比べると少ないですが、切れの良いFatな低域は銅線ならではです。今でしたらPC-Triple-Cが似たような音を出す線材で、銅の音がお好きでしたらお勧めできるものです。
ACROLINK銀メッキ7NOCCは7N銅に銀メッキが施された線材で、情報量が多く超低域から超高域までフラットに鳴らしきる、モニター系音質と呼べる線材です。

アニソンやEDMなどの打ち込み音をよく聴かれる場合、応答性というか、音のキレを良くしてやると、特に多段BAのIEMでは音の粒が際立ち躍動しはじめます。これには情報量を上げながら、超低域と超高域の再現性を上げる必要がありますが、銅線では低域側の再現性は良いのですが、高域側の再現性を上げるにはやはり銀線か銀メッキ線を持ってくると良い事が多いです。ですので、当初のご依頼は低域の増強でしたが銀メッキ銅線のACROLINK銀メッキ7NOCCを、私からのお薦めとさせていただき、こちらで製作になりました。

ケーブル外装はナイロン編組チューブのライトニングかナイトスカイの二択との事でした。
E4UAでは世界のいろいろなメーカーの編組チューブを集めています。メーカーの数だけでは5社程ですが、それぞれメーカーによって硬さや強さに違いがあります。お選びいただいたライトニングとナイトスカイのメーカーは違うもので、今回でしたらイヤホン用のケーブルでしたのでより柔らかいナイトスカイの編組チューブをお勧めさせていただきました。

ヘッドホン側プラグはNobunagaLabs製のCIEM2ピンプラグを使用、とても品質の良いプラグ軸と、艶消し黒のボディ、溝の意匠の奥に入れられた左右識別色など趣向の凝らされたプラグです。プラグ軸部分の製造においてはE4UAでも助言をさせていただきましたが、ねじこまれる部分の長さを短くしてプラグボディ内部容積を大きく採れるようになっており、ケーブルの固定を確実に行えるようになっています。この部分の固定が確実なケーブルは寿命が長いので、この部分は強くNobunagaLabsにお願いした所でした。

アンプ側プラグは同NobunagaLabs製です。こちらも日本製の高品質なプラグ軸でありながら比較的安価になっており、E4UAではお薦めしているものです。

 

お写真とご感想をいただきました。

ケーブル制作誠にありがとうございました。
本日無事到着し早速聴いております。

バランス接続による音場の広がりはもちろんなのですが今まで使用していたケーブルでは表現のしきれていなかった高域の伸び、K10の特徴とも言える空気感の表現などがしっかりとされていてとても感動しています。

また中、高域の表現力が格段に上がった事により低域が少し埋もれてしまうのでは?と当初は心配していましたが良い意味でその心配を裏切ってとても低、中、高域とてもバランスの良いケーブルになっていてこれは銀メッキケーブルのなせる技なのかと思いとても驚いています。
これからお気に入りの曲を聴くのがさらに楽しみになりました。

写真では黒く写ってしまってるK10本体ですが光に当たった時の色合いは外装ともマッチしていてとても満足のいくケーブルとなりました。

制作依頼から予想よりも早い僅かな期間で制作していただき誠にありがとうございました。
是非またケーブル制作などを依頼させて頂きたいと思います。 

思った通りの結果が出て、私も嬉しいところです。
低域を増やしたいというご要望に対して、ほぼ逆でもありそうな銀メッキ線をお勧めしましたが、やはり多段BAのIEMには少し太めの銀メッキ銅線を使うと、バランス良く音がバラけてどの帯域もマスクせず鳴らしきれるように思います。

ありがとうございました。

 

NOBLE Audio K10 Universal用ケーブル 120cm
分岐長40cm
耳掛けワイヤー無 収縮チューブによる形状記憶
スライダー有
E4プレート・シリアルナンバー有
線材:ACROLINK 銀メッキ7NOCC ツイスト
外装:ナイロン編組チューブ ナイトスカイ
ヘッドホン側:CIEM2ピン NobunagaLabs NLP-CIEM2P-DIY
アンプ側:4.4mm5極 NobunagaLabs NLP-PRO-TP44/5
商品代 22760円 (価格は製作当時の物です)