FiiO X5 2G Chord Hugo接続用デジタルコアキシャルケーブル Mogami2964 *Numberd

FiiO X5 2nd GenerationをCHORD Hugoに接続するデジタルコアキシャルケーブル製作のご依頼をいただきました。

FiiOは2nd Generationから、ラインアウトとデジタルコアキシャル接続に同じジャックが使用され、またこのアサインが先端よりNC,NC,GND,Signalという、変わったものに変更になりました。
大抵のポータブルDAPのデジタル出力は3.5mmであれば先端がSignalでその他がNCやGNDだったところ専用設計のケーブルが必用になり、特に小さく纏めたいポータブル用途ではこのケーブルは皆無に近く、オプティカルではなくコアキシャルで接続されたい方はケーブルの選択肢が殆ど無い状態なのではないかと思います。
今回ご依頼いただいた方も、FiiO純正のL21というケーブルをお使いでこれがとても長く、またプラグもストレート形状で使い辛い思いをされていたそうです。今回は過去の投稿をご覧いただきプラグ構成などもある程度考えていただいた上でお問い合わせをいただいたものですが、やはり使用中のお写真を撮っていただきケーブルの取り回しや長さなどを一緒に考えさせていただき、最適解を導いてからの製作となりました。

線材はMogami2964 太めですがとても柔軟で、また二重横巻シールドはほぼ100%のシールド率を誇る線材です。中心導体はMogami2520と同じ発泡ポリエチレンの被覆が使われており、太さの割に柔らかく、ポータブル用途でも180度曲げなどをしない限り十分お使いいただけるものです。
ケーブル長は軸間距離を計測していただき、これに遊び分の3mmを足して軸間で56mmになるように製作しました。

DAP側プラグは3.5mm4極で、L型である必要が有ります。
FiiOは2nd Generationからの特殊アサインでSleeve(プラグの根元の端子)がSignalです。そして大抵の金属製ボディのプラグはSleeveとボディが導通していて、金属製のボディを持った3.5mm4極プラグを今回の用途に使用するとそのボディが超高速伝送を行う裸の端子になってしまいます。これは大切な信号を指で触る事ができる・他要因でのノイズが入ったりする原因であり、とても良い状態とは言えないものだと思います。
E4UAではプラグボディを常温重合レジンで形成する事ができますので、今回もプラグボディの短縮化と低背化を同時に行える、削り出しボディを採用しました。使用したプラグ軸はNobunagaLabsのNLP-PRO-IS35/4で、とても品質の良い軸です。これに極短でMogami2964を接続し、ボディを形成しました。

アンプ側プラグはこちらも高品質なSwitchcraftの3502RABAUです。
3502RABAUはSwitchcraftの堅牢なボディでとても良いL型プラグですが、いかんせん横方向への張り出しが大きくポータブル用途にはかなり大きめのプラグと言えます。ですが高品質なL型RCAプラグは種類も少なく、やはり使いやすいものを作るにはひと手間かけてやる必要が有ります。
SwitchcraftのL型RCAプラグは横方向への張り出しが約33mm有る所、プラグ軸側・ボディ側どちらも切削する事でこれを約半分の17mm程度まで短縮化する事が可能です。半分まで短縮化できればポータブル用途でも問題無く使っていただけるものだと思います。

ご感想をいただきました。

無事ケーブル到着致しました。
素晴らしい出来上がりで有り難うございました。
サイズもご提案頂いた長さで丁度良く、只今エージング中です。

長さもプラグも専用設計のケーブルは、今は2ndGenerationをお使いだと思いますが今後3rdGenerationに買い替えなどされても端子位置はほぼ変わっていませんのでそのままお使いいただけるものだと思います。

ありがとうございました。

FiiO X5 2G Chord Hugo接続用デジタルコアキシャルケーブル プラグ肩~肩56mm
E4プレート・シリアルナンバー有
線材:Mogami2964
外装:無
DAP側:3.5mm4極 NobunagaLabs NLP-PRO-IS35/4軸のみ
アクリル形成プラグボディ 黒 90度L型
DAC側:RCA Switchcraft 35HDRABAU ボディ短縮化
商品代 13007円 (価格は製作当時の物です)

0
  • このエントリーをはてなブックマークに追加