ULTRASONE Tribute7用 ADI-2 Proバランスケーブル AudioCreation PC-Triple-C & オヤイデ 4N純銀撚り線 16芯編み込み

ULTRASONE Tribute7用ケーブル製作のご依頼をいただきました。

Tribute7自体の事は、以前にも記述しましたので今回は割愛させていただきますが、ヘッドホン・イヤホンというものはそれぞれ鳴る音が違いますね。そして求められる音というのも、人それぞれなのだと思いました。と言いますのも、Tribute7はよく”低域が緩い”などと言われたりしますが、今回のご依頼ではその緩いといわれる低域はそのまま、全音域に渡ってさらに伸ばしてやれるようなものをご希望だったからです。

頂いたご希望は、中域(人の声など)をさらによく聴きとれるように、また分解能を上げて声と楽器の分離感を持たせたい・・というものでした。
また普段聴かれる音楽はJpopやロック、クラシックなどではなく、ゲームミュージックとの事でゲーム中の声優の声と、あらゆる種類の音楽をさらに明瞭に再生させたいという考えの元、ケーブル製作のご依頼をいただきました。

線材について、E4UAからお薦めさせていただいたのは、AudioCreation PC-Triple-Cを12芯(片側6芯)、オヤイデ 4N純銀撚り線を4芯(片側2芯)編み込んだものです。
頂いたご要望より、銀の割合を多くしすぎると低域を締めあげてしまうと考え、銅の割合を十分多くする事にしました。PC-Triple-Cは低域から高域までパリっと描く線材です。芯数を多くするとさらに音は濃密なります。これに純銀を少しだけプラスして、見通しの良い透き通る高域を持たせてやりました。
ゲームをされる環境というものは人それぞれです。明るい部屋でプレイされている方も、暗い部屋でプレイされている方も居るでしょう。ですが、注視するものは画面であり、機材が目立ってはいけないと考えました。ここから、4N純銀撚り線は銀色で少し目立ってしまいますがこれは仕方がないとして、これ以外の線材を目立たない色にしてケーブルのトーンを下げてみることにしました。
これらより出来たものは、分岐部で8芯、ストレート部で16芯を編み込んだケーブルです。色の設定は落ち着きながらもTribute7の光沢のあるブルーを引き継ぎいだものにしました。ぱっと見、BMWのエンブレムのような配色になっています。
収縮チューブで製作した分岐部では若干貧相になってしまうようにも感じられましたが、ここに大きな分岐パーツを持ってくるとそれはそれで取り回しが悪くなってしまいます。ですので今回初めて、Viablue NF-A7スプリッターを使用しました。穴径が大きく両方ストレートのスプリッターは使用する場所が少し難しいのですが、今回のケーブルにはぴったりです。

ヘッドホン側プラグは他のTribute7用ケーブルと同じくHD598用プラグを2極として流用、ロック位置をきちんと考えて取り付けしています。両出しとは言え2.5mmプラグですし、重量級ケーブルですのでロックは必須と考えられます。
アンプ側プラグは低域の柔らかなViablueのT6sを使用、スプリッターと雰囲気が合わさる事でケーブルのアクセントとなっています。

ありがとうございました。

ASONE Tribute7用 ADI-2Pro対応バランスケーブル 150cm
ヘッドホン側分岐長30cm
アンプ側分岐長20cm
線材:AudioCreation PC-Triple-C  黒x8 青x4
線材:オヤイデ4N純銀撚り線
外装:Yスプリッター Viablue NF-A7
ヘッドホン側:HD598用プラグ(2極として使用)
アンプ側:6.3mmTRS Viablue T6s
商品代 81910円 (価格は製作当時のものです)

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