B&W P7用ケーブル Belden1804A 110cm オリーブグリーン

B&W P7用ケーブル製作のご依頼をいただきました。

同ヘッドホン、先日P9が発売されて最強からは退きましたがそれでも厚い低域、近い中・高域でポータブル用ヘッドホンとしてはファンの方も多いのではないでしょうか。私も先日中古ですが購入し、GND分離化が可能かどうか探りながら良い音に浸っています。

今回ご依頼いただきました方は過去に製作したケーブルを見ていただき、ほぼ同じ仕様で・・と最初には考えられていましたが、外装編組チューブについてのみ色を変更としてご依頼いただきました。
その他の仕様などは過去に製作したものと同じで、線材はBelden1804Aの芯線のみ、編組チューブ仕上げ、全長(ヘッドホンシェル端~プラグ肩)110cm、ヘッドホン側プラグは2.5mm3極軸のみ、アンプ側はオヤイデP-3.5Gとしました。

お写真とご感想をいただきました。

P7のケーブルの音質もやっと安定しましたので、写真とともに報告いたします。
稚拙な文章で申し訳ありませんが、感じたままの感想を書かせていただきました。

●SONY ZX100 + P7
 標準ケーブルから変えると、まず一聴してわかるのが低音の減退です。ただしこれは20日程使い続けた現在では低音もかなり出るようになりました。標準よりも若干弱く引き締まった低音になりました。
中音は標準よりも若干前に出るようになりました。そのぶん少し音場が狭く感じられます。高音はかなり伸びるようになりました。中高音の解像度もやや向上しています。

●マランツHD-DAC1 + foobar2000 + SONY ZX100 + P7
 標準ケーブルとの差は明らかに変わります。DAC1はマランツ独特の濃い音のため、Sennheiser HD598でも低音がかなり出るほどのアンプです。標準ケーブルの場合は低音はボワつき、明らかに低音過多状態でした。そしてその低音にかき消されるように中高音もボヤけていました。
ところがこのケーブルに変えるとZX100時よりも低音は明らかに増すのですが、全く篭もらないタイトな低音を聴かせてくれます。中音は輪郭がハッキリと明瞭になりました。高音は刺さる一歩手前まで伸びる感じです。
いずれもゲインLOWでの状態です。ゲインをMidにするとさらに解像度が向上し音圧が増すことで音場が広がります。Sennheiser HD650の低音をタイトにして密閉型にしたような音です。ゲインHighは少しやり過ぎなくらい解像度と音圧が増します。ゲインMidが私の好みです。

DAC1 + P7は、マッチングが良いとのことで購入したのですが、私には低音が強すぎて少しガッカリしていたのですが、こちらのケーブルに変えて一変しました。最高の音に毎日酔いしれています。
グリーンのケーブルもP7に良く合います。取り回しもよく柔らかいので、標準よりも若干細いのでポータブル時にも快適に使用できています。
このように素晴らしいケーブルを作成いただき、本当にありがとうございました。
末永く大切にいたします。また機会がありましたら、その際はよろしくお願い致します。

とても良いベクトルでの変化を感じていただけました。
P7はまるでホームユース用のヘッドホンのように、かなり上流に敏感なヘッドホンのようですね。駆動力のある環境で使ってやると、本来の性能を発揮させられるのでしょう。お作りしたケーブルはその手助けができたようで良かったです。

ありがとうございました。

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