ヘッドホン デタッチャブル化 GND分離化 いろいろ・・beyerdynamic, GRADO, AKG, Panasonic, Master&Dynamic, DENON などなど

ヘッドホンデタッチャブル化や、最初からデタッチャブルのヘッドホンのGND分離接続化もよくいただくご依頼です。いくつかをかいつまんでご紹介させていただきます。

まずはbeyerdynamicのヘッドホン、よくご依頼をいただきます。

左上から
T70の片出し3.5mm4極デタッチャブル化(GND分離化)及び専用ケーブルの製作
T5pの両出し3.5mm3極x2デタッチャブル化
T70pの片出し3.5mm4極デタッチャブル化(GND分離化)
DT1770PROのMiniXLR4極化(GND分離化)及び専用ケーブルの製作

です。

T70やT70p、DT1770PROは元々片出しヘッドホンですが、T70(T70p)はケーブル着脱式ではありません。E4UAではこれにMDR-1Aと同じアサインの3.5mm4極ジャックを搭載してGND分離化し、ケーブルやGND分離化による音の違いを楽しんでいただけます。
上のDT1770PROは渡り配線も変更しており、専用ケーブルと合わせてオヤイデAg+OCCで製作しました。
Ag+OCCは既に在庫無しですが、同様の銀メッキOFC線は近日中に入荷の予定です。

 

こちらはGRADO PS1000、3.5mm3極で両出しデタッチャブル化のご依頼でした。
取り外した純正ケーブルにヘッドホン側プラグ取り付け・アンプ側は3.5mm4極ニコイチViablueプラグの取り付けを行ったものです。
PS1000の純正ケーブルは片側4芯の8芯ケーブルが使われており、ストレート部の太さは約7.2mmあり、使用できる3.5mm4極プラグの種類がかなり少なくなってしまいます。ただ、今まではViablueニコイチプラグはsmallの方でのみ可能でしたが、最近はアクリル形成技術が上がってきていますのでViablueT6sの内部にアクリルで壁を作り、これに3.5mm4極プラグ軸(オヤイデP-3.5/4G)と同じ径の穴を開けて取り付けています。ヘッドホン側プラグはNobunagaLabsのNLP-01Bを使用しました。
GRADOのヘッドホンも機種ごとに構造が違っていますが、どの機種もネジを使わず組み立てられています。分解しなければデタッチャブル化はできないのですが、ネジが使われていないので分解には危険が伴います。こじる・削る・熱するなどの方法で分解しますが、これらの作業により、元の音が出なくなる可能性も有ります。GRADO愛を自負する方のみ、デタッチャブル化は許された最終手段かもしれません。

こちらはAKG K712ProのGND分離化のご依頼でした。2つとも別なご依頼者さまよりいただいたもので、同時に製作したリケーブルも仕様は全く違います。左(上)はMogami2534でアンプ側はXLR3極x2、右(下)はBelden1804Aでアンプ側はXLR4極です。どちらもAKGから発売されているようなアップグレードケーブルは使えなくなってしまいますので、専用のケーブルを製作する必要が有ります。

こちらはK612Proです。K612Proはケーブルは着脱式ではありませんが、リケーブルする楽しみはこのように、MiniXLR3極ジャックを取り付けてやるだけで、AKGから発売されているようなアップグレードケーブルを接続して楽しんでいただけます。

こちらはPanasonic RP-HD10で、内部配線の変更によるGND分離化、及び専用ケーブル(Mogami2534・アンプ側2.5mm4極)の製作でした。
同ヘッドホンはケーブル着脱式ですがヘッドホン側ジャックは4極のものが使用されており、これの内部配線を変更してやるだけでGND分離化が可能です。GND分離化を行っても純正ケーブルはそのまま使用可能、アサインはMDR-1Aと同じにしていますので、巷にあるMDR-1A用ケーブルはそのまま使っていただけますし、ご依頼いただいたように専用ケーブルのご依頼も同時にいただけますと、到着からすぐにバランス接続なども楽しんでいただけます。

こちらはMaster&Dynamic MH30のGND分離化のご依頼でした。
同ヘッドホンはヘッドホンシェルのどちらからでもケーブル出しのできるモデルです。渡り配線は3芯のものが使われているのですが交換は不可能になっています。もし渡り配線が4芯だった場合はどちらからでもGND分離接続ができるようになるのですが、3芯の場合はどちらかのみ接続可能(逆側は使用不可能)になります。もしくは両出し化となるのですが、どうしても片出しが良いとの事でしたので片出しでのGND分離化となりました。

DENON(Fostex)のデタッチャブル化のご依頼もよくいただきます。
左(上)はAH-D7000のMMCXによるデタッチャブル化
右(下)はAH-D2000の3.5mmプラグによるデタッチャブル化です。
MMCXやCIEM2ピン、HiFiMANの雌雄逆SMAコネクタ、HD800のLEMO(00・2極)、2.5mmプラグなどは直付けでのデタッチャブル化が可能ですが、3.5mmプラグ・ジャックは奥行きがかなり有りますのでケーブル出しでのデタッチャブル化のみ可能です。
このDENONのAH-Dシリーズのヘッドホン、かなり昔から同じ筐体でドライバーやイヤーカップの素材を変更して製造され続けています。フレーム部分の形状は変わっていないので全て同じようにデタッチャブル化が可能です。フレームは金属ですので十分な強度が得られますが内部の容積はあまり無いので、接続形式が少し狭まるヘッドホンではありますが、リケーブルによって得られる楽しみはこれを超えていると思います。

こちらはaudio-technica ATH-PRO700MK2のGND分離化のご依頼でした。
左(上)はMogami2799ツイストによる専用ケーブルの製作、
右(下)はATH-PRO700MK2のアニバーサリーモデルでGND分離化のみのご依頼でした。
どちらの機種も内部構造はほぼ同じで、3.5mm4極ジャック(MDR-1Aアサイン)を取り付ける事でGND分離化を行っています。

こちらはATH-AD1000Xの3.5mmプラグによる両出しデタッチャブル化です。
元々ケーブルは着脱式ではありませんが、小型の3.5mmジャックを内蔵するスペースがぎりぎり有ります。ATH-AD2000Xも内部は殆ど同じですので3.5mmプラグによるデタッチャブル化が可能です。専用ケーブルはBelden1804Aで製作しました。

こちらはATH-900Xの3.5mmプラグによる両出しデタッチャブル化です。
audio-technicaにはとてもたくさんのヘッドホンがありますが、殆どのものが十分な内部容積をもっており、デタッチャブル化が可能です。

巷には多くのヘッドホンメーカーがあり、かなり多種多様なヘッドホンがあります。殆どのモデルがデタッチャブル化が可能で、音質の追及もできますし、メーカー保証の切れたモデルが断線してしまった・・などでもデタッチャブル化によって、断線してもケーブル交換だけで元通りになるような使い方もできるようになります。お問い合わせいただければ可能な限り精査・追及してご要望にお応えさせていただきます。

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