SHURE SE535LTD等 汎用MMCX DP-X1バランスケーブル2種 オヤイデ4N純銀撚り線ツイスト Mogami2944(透明の芯のみ)ツイスト

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SHURE SE535LTD用として、汎用MMCXケーブル製作のご依頼をいただきました。

ご依頼者さまはSE535LTDではONSO社とORB社のリケーブルを試されたそうですが、ONSO社のものは取り回しは良いが若干ベールがかかったような音、ORB社のものはクリアで良い音だが取り回しが悪く、またアンプ側プラグの相性も有ったそうで、さらなる上を目指そうと思われ、ご依頼いただいたものです。

線材の選択は十分にお悩みいただいた上でお決めいただきました。
まずSE535LTDは3BA(2Low+1High)機です。私が店頭で試聴した感覚ではバランスはとても良いが若干低域が軽く、軽快に聴かせてくれるモデルです。
現在の所他にもイヤホン(JVC HA-FX1100やSHURE SE530など)をお持ちで、SE535LTDの底力はまだまだあるであろうと思われたそうです。求められる音質としては、さらに低域を深い所まで発生させてやりたいとの事でしたので、私の経験から銅線をお薦めさせていただきましたが、やはり一度は銀線も試してみたいとの事で、1本は銀線、もう1本は銅線のご注文をいただきました。銅線はHA-FX1100のものが有り、それでの聴感も良い感じであった事も両方をご注文いただいた要因だそうです。

銀線はオヤイデ4N純銀撚り線をツイスト、銅線はMogami2944から被覆が透明のものを抜き出してツイストし、双方ともにスミチューブCで外装を形成しています。

ヘッドホン側プラグはMMCXプラグ軸のみ、これの後端をパテで形成した上で収縮チューブ仕上としています。可能な限り小型に形成する事で、耳かけワイヤー無しの上での装用感の向上を狙っています。

アンプ側プラグは双方ともにAstell&Kern AK-2.5MM-PLUGにされました。若干プラグボディが長く取り回しの面ではあまり良くないのですが軸の品質はとても良く、安定して使っていただけるプラグだと思います。

ご感想をいただきました。

ケーブル、無事に届きました。丁寧な作りで、すばらしいの一言です。

MMCX端子は、最小限となっており(苦手な耳かけのワイヤーもない仕様でお願いしたので)Shure掛け、通常掛けの両方共、全く問題ありません。
取り回しの良さでオススメ頂いたスミチューブCは、スミチューブVの様に透明さはありませんが、元の線の色が薄くクリームががった仕上がりとなり落ち着いた感じです。
正直、こちらの方が気に入りました。
もちろん、取り回しに関しても良く、固くないので、タッチノイズも思ったほど気になりません。

今回は、Mogami2944とオヤイデ4N純銀撚り線で、2本お願いをしたので、DP-X1のバランス側に接続して聴き比べをしています。
DP-X1のバランス側の音は、アンバランス側と違い、結構さっぱりとしています。
購入から2ヶ月ほどですが、onsoのバランスケーブルを使用していました。

到着してから1日も経過していませんので、まだエージングと呼ばれる工程が完了していないかとは思いますが、感想をさせて貰いますと・・・。

SE535LTDとMogami2944
明らかに低音が増えています。いままで頼りなく感じていて、イコライザーで盛っていた低音が出ています。
かと言って高音が少なくなった訳ではなく、相乗効果なのか、高音が引き締まっています。
SE535LTD独特の高音の刺さりは、感じる事はありません。
ただし、ちょっと透明感(キラキラとした音)が減っている様に思います。
音場は、丁度こめかみの外あたりに移動して、若干広がった様に感じます。
SE530の時からおとなしい(良く言えば、モニターライク)と思い込んでいた認識がなくなりました。
これならば、楽しく音楽を聴けます。

SE535LTDとオヤイデ4N純銀撚り線
高音よりの低音が引き締まった感じがします。かつ、高音の透明感が増しています。
かと言って刺さるような音はありません。
・・・が、低音が全然足りません。スカスカしています。
銅線と銀線の違いや相性があるとは思いますが、これほど違うとは思いませんでした。
E4UA様のオススメは銅線だったのですが、その理由がわかりました。
明らかにチョイスをミスってます。

番外編ですが、依頼後に購入したSE846でオヤイデ4N純銀撚り線を使用してみました。

■SE846(バランス)とオヤイデ4N純銀撚り線
もともとが淡白と感じていた低音、高音が共に増えています。
とは言え、SE535LTDとMogami2944の組み合わせよりは、とてもおとなしいです。
ですが、低音・中音(艶の部分)・高音・音場のすべてのレベルが上がっています。
しかも、それぞれの音域がバラバラではなくて、うまく繋がっています。
ボーカルと音楽が別れてないと言うか、うまく表現できないですが、非常に良い感じです。
SE846との相性なのか、銀線の性能なのか、これほど良いとは思いませんでした。

取り回しの良さやタッチノイズに関しては、ケーブルの太さのままですね。
onso>オヤイデ4N純銀撚り線>Mogami2944 です。

SE846とMogami2944の組み合わせに関しては、後日の楽しみにしようかと思います。
非常に良いケーブルを作成して頂きました。

ケーブルと一緒にSE846もご購入されていたのですね。個人的にも、SE846に銀線は合う構成だと思います。それぞれに合うケーブルを見つけていただけましたようでなによりでした。

ありがとうございました。
SHURE SE535LTD用 MMCXケーブル 120cm
スライダー有 分岐長35cm 耳かけワイヤー無し
線材:オヤイデ4N純銀撚り線
外装:透明収縮チューブ スミチューブC
ヘッドホン側:MMCXプラグ軸のみ
アンプ側:2.5mm4極 AK-2.5MM-PLUG
商品代 17731円 (価格は製作当時のものです)

SHURE SE535LTD用 MMCXケーブル 120cm
スライダー有 分岐長35cm 耳かけワイヤー無し
線材:Mogami2944(透明の芯のみツイスト)
外装:透明収縮チューブ スミチューブC
ヘッドホン側:MMCXプラグ軸のみ
アンプ側:2.5mm4極 AK-2.5MM-PLUG
商品代 10039円 (価格は製作当時のものです)

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