SENNHEISER HD25 ALUMINIUM用 左出しケーブル Mogami2534 130cm コロニアルブルー

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SENNHEISER HD25シリーズは息の長いシリーズですね。この息の長さがカスタマイズの幅の広さも物語っていると思います。今回は、海外も含めるとHD25用ケーブルとしてはかなりの数が有ると思われる、Mogami2534での製作となりました。

ご依頼者さまには以前、Mogami2944(高域寄り)でのリケーブルをご注文いただいてまして、純正ケーブルからの音の変化を十分に楽しんでいただいていた所、低域寄りのリケーブルにも興味を持たれましたので、定評のあるMogami2534をお薦めさせていただいたものです。

線材はMogami2534の芯線のみです。標準在庫の線材のページを見ていただければある程度の仕様は記述していますが、1本あたり0.226sq(sqは素線全て加算した太さの単位でスケア(square)と読みます。平方mmの事です)と、ヘッドホン用ケーブルとしてはかなり太い部類の線材です。それがストレート部で4芯ですから、仕上がり外径も編組チューブ込で4.8㎜になり、ヘッドホンケーブルとしては少し異様な太さになります(さらに太いものは有りますが実用性があまり無いものです)。
さらにHD25は片出しヘッドホンです(HD25-SP除く)。この片出しをする為に、HD25のヘッドバンドには溝があって、溝にケーブルを這わせてクランプ部の逆側のドライバに音を送ってやります。しかしMogami2534の芯線は太く、HotとCold(GND)の2本を1つの溝に入れてやる事ができません。
ここで、HD25のヘッドバンドは全く同じパーツを2つ対面で使用しているのですが、これにより使用パーツの種類を少なくする事に成功しています。全くプロ用機材の考え方で、可能な限り長持ちし、壊れても交換しやすいように作ってあるのです。そして同じパーツが対面で使われているので、前述のヘッドバンドの溝も2本分有るのです。
E4UAではこのMogami2534の片側分の芯線2本を、ヘッドバンドの溝2本にそれぞれ入れてやって配線する方法(c)を採っています。上の写真では右側プラグ(赤色)のケーブルがヘッドバンドに這わせる渡り配線ですので左より長くなっていますが、中間が2本に分かれています。Mogami2534の芯線は純正ケーブルの片チャンネル1本分より若干細いですので極薄の収縮チューブに通して径合わせをし、2つに分かれるヘッドバンドの両方にこれらケーブルを1本ずつ這わせる事でMogami2534の音を崩さず使用する事ができるようになりました。

ご感想をいただきました。

昨日無事ケーブル受け取らせて頂きました。
軽く聴いてみて感じたことは、前回作って頂いたMogami2944よりも、かなりモニタリングに向く音になったということです。
気持ち音場が広がり、低音がフラットに沈み込む為か、今まで埋もれていた音が浮き彫りになり、何百何千と繰り返し聴いてきた音楽にさえ新鮮さをもたらしてくれました。
2944はどちらかというと、リスニング寄りなケーブルというのが私の感想です。どちらが優れているというものでなく、どちらにも個性があり、聴く楽しさがあります。
また、吸音材をカーボンフェルトに変えているのですが、それとの相性は2534の方が上のように思えます。
今回も素晴らしい作品を作っていただき、有難うございました。
また機会がありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。

2944は高域寄りでリスニング向き
2534はフラットでモニタリング向き
十分に音の違いを感じていただきました。
カーボンフェルトは846 Cable Factoryさんのパーツですね。HD25のカスタマイズ性の高さが伺えるパーツだと思います。他のヘッドホンではなかなか無いパーツですもの。

ありがとうございました。


SENNHEISER HD25 ALUMINIUM用ケーブル 左出し クランプ~プラグ130cm
E4プレート有 シリアルナンバー有
 線材:Mogami2534 200円/m x1.8 360円
 外装:ナイロン編組チューブ 100円/m x1.3 130円 (コロニアルブルー)
 ヘッドホン側:ゼンハイザープラグ ACROLINK FP-650 1000円
 アンプ側:3.5mm3極 Pailiccs段付きブラックメタリック 350円
 その他:収縮チューブなど 400円
  部品代合計 2240円
  製作費 6272円
商品代 8512円(価格は製作当時のものです)

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